◇◆◇日々のみ言葉
2020年11月1日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書6章31節~32節】
6:31「そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。
6:32 こういうものは皆、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それが皆あなたがたに必要であることを知っておられます。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『「ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようか、などと言って、心配するのはやめなさい。
こういうものは皆、神様を知らない人たちが一生懸命に求めているものです。けれども、天にいらっしゃるあなたがたのお父様は、衣食住があなたがたに必要なことぐらいはよくご存じです。」』
主イエス様は、この教えの最初に、このように命じました。
『「だから、私はあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。」(新改訳 マタイの福音書6:25前半)』
『「ですから良く聞いておいて下さい。あなたがたは、何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことを心配したり、また何を着ようかと、自分の体のことを心配してはいけません。」(現代訳 マタイの福音書6:25前半)』
そして、今日のみ言葉の箇所において、再度繰り返して命じているのです。そしてその根拠をも明らかにしています。
その根拠とは、
「あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。」
と言うことであり、現代訳では、
「天にいらっしゃるあなたがたのお父様は、衣食住があなたがたに必要なことぐらいはよくご存じです。」と言うことなのです。
神様は私たちの必要をすべて知っておられます。
考えても見て下さい。主イエス様は、真の神様であられますが、真の人して、この世界に来て下さったのです。そして三十年間は、普通の人として暮らされたのです。その間、主には衣食住は必要なかったのですか?
その答えはもう言わなくとも分かることです。
使徒パウロは、確信を持って、こう勧めます。
『また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たして下さいます。(ピリピ人への手紙4:19)』と。
「こういうものは皆、異邦人が切に求めているものなのです。」
主が、ここで言われた「異邦人(神様を知らない人たち)」は、いったい誰に求めているのでしょうか。彼らの平安の根拠は、どこにあると言うのでしょう。
天におられる父なる神様は、私たちの必要をすべて知っておられます。》