◇◆◇日々のみ言葉
2020年11月17日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書7章12節】
7:12「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です。」
◎ショートメッセージ
《これは「黄金律」とも言われている言葉です。
つまり、『神様を愛し、自分を愛し、自分と同じくらいに他人を愛しなさい。』と言われているのです。
そして、これこそが、『律法であり預言者』なのです。この呼び名は、ユダヤ聖書、すなわち旧約聖書を指し示す言葉です。これこそが、「誤りなき神の言葉」である聖書のメッセージであり、要約であり、なおかつ律法の精神なのです。
もちろん自分の力だけでは為しえません。ノンクリスチャンはなおさらのことです。しかし、私たちクリスチャンであっても、この黄金律の命令は、足踏みしてしまうものでもあるのです。なぜなら実行することは、非常に難しいからです。御霊により頼むことが出来て初めて、成し遂げられる事柄、あるいは領域であると信じます。
カトリックの聖人フランシスコが教えてくれた「平和の祈り」に、その精神はなみなみと伝わっています。
『平和の祈り』
主よ、私を平和の器とならせてください。
憎しみがあるところに愛を、
争いのあるところにゆるしを、
分裂には一致を、
疑いのあるところには信仰を、
誤りがあるところには真理を、
望みなきところには希望を、
暗きには光をもたらす者としてください。
主よ、慰められるよりも、
人々を慰める者にしてください。
理解されることよりも、
理解する者に。
愛されることよりも、
人々を愛する者とならせてください。
それは、私たちがみずから、
与えることにより受け、
ゆるすことによってゆるされ、
自分のからだを捧げ、
死ぬことによって、
とこしえの命を得ることができるのです。
主、キリストによって。
たとえ、その人から直接お返しが来なくとも、周り巡って主が見返りを与えて下さることは間違いありません。
「与えなさい。そうすれば与えられます。」》