• 日々のみ言葉 2020年11月18日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年11月18日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書7章13節~14節】
    7:13 「狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。
    7:14 いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳は、まったく異なっており、
    『7:13 「罪や欲望を持ったままでは決してはいることのできない天国への狭い門を通ってはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、罪や欲望を持ったままでも十分はいれます。また、そこを通って行く人は沢山います。
    7:14 しかし、救いに至る門は極めて小さく、その道は狭く、罪や欲望を持ったままで、はいることはできません。また、そこを通って行く人は決して多くはありません。」』となってます。

     主イエス様は、その人の前には二つの門があると言われています。一つの門は狭く、もう一つの門は広いと言うことです。
     そして狭い門は、「命に至る道」へと続く門であり、広い門は、「滅びに至る道」へと続く門である、と言われるのです。

     ここに大切な真理があります。

     それは、どちらの門を通って行くのかは、その人自身が選択出来ると言うことです。その人が選べると言うことなのです。
     他に別な門があれば良いのですが、また抜け道やUターン出来ると良いのですが、そうはいかないようです。
     つまり、その人の人生において、二つの門が必ず現われることになるわけです。後戻りは出来ません。どちらかの門を通って、あるいはくぐって先に進まなければならないからです。

     利口な人、あるいは知恵に満ちている人なら、どちらの門を選ぶべきかは、一目瞭然です。狭いですが、「命に至る道」へと続く門からはいって行くべきだからです。

     しかし、主イエスは言われます。
    「滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。」と。
     つまり、門の先に続く道が見えていることになります。広く大きな門の先には、まるでエリコの城壁の厚さのように、広い道が続いているのです。
     ヨシュアがエリコを攻めた時、この難攻不落の城壁は奇跡によって崩れ去りますが、その厚さは、5頭立ての馬車が交差出来るほどの広さであったと伝えられています。おそらく25メートルほどの厚さではなかったのではないでしょうか。

     門の先が見えるのです。その人は、二つの門の前に立っています。狭い門の方を見ますと、その先の道はせまく、人一人がやっと通れるほどの広さしかありません。
     そうだとするならば、常識から、どちらの門を選ぶべきかは、自ずと決まって来るのです。だれもが安全な方を選ぶからです。

     そして、もう一つ大切な真理があります。二つの門から先に続く道は見えますが、その先のゴールはそこからは見えていないと言うことです。

     明日も同じ箇所となります。》

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