• 日々のみ言葉 2021年2月17日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年2月17日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章11節~15節】
    10:11「どんな町や村にはいっても、そこでだれが適当な人かを調べて、そこを立ち去るまで、その人の所にとどまりなさい。
    10:12 その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。
    10:13 その家がそれにふさわしい家なら、その平安はきっとその家に来るし、もし、ふさわしい家でないなら、その平安はあなたがたのところに返って来ます。
    10:14 もしだれも、あなたがたを受け入れず、あなたがたの言葉に耳を傾けないなら、その家またはその町を出て行くときに、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。
    10:15 まことに、あなたがたに告げます。さばきの日には、ソドムとゴモラの地でも、その町よりはまだ罰が軽いのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。続きとなります。

    「その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。その家がそれにふさわしい家なら、その平安はきっとその家に来るし、もし、ふさわしい家でないなら、その平安はあなたがたのところに返って来ます。」

     主イエス様は、ユダヤ人の町や村に十二使徒たちを二人一組として遣わされましたが、何と、「ふさわしい家」と「ふさわしくない家」とがあると言われるのです。これはどのような意味でしょうか。

     まず、だれが好意的に宿泊させてくれるのかを調べ、その家に向かいます。そしてその家にはいる時に、主イエスの御名よって平安を祈るあいさつをしなさい、と言われるのです。
     本来、ユダヤ人同士のあいさつは、一言で「シャーローム」です。その一言だけであったとしたら、誰もがするあいさつと何も変わりません。大切なことは、主イエスの御名によって平安を祈ることなのです。
     
     主イエスは、十二使徒たちに、悪霊を追い出し、死人を生き返らせ、らい病人をいやし、病や不具合を癒す権能を授けられました。しかし、それは「主イエスの御名」による権威なのです。すべての栄光は、主イエスに帰せられるべきです。主イエスに栄光が帰させられた時、父なる神様も栄光をお受けになられることが出来るからです。

     それゆえに、使徒たちは、「主イエスの御名」を用いて、本来は主イエスご自身が成すべきである奇跡やしるし、不思議や悪霊追い出しを、代わりにすることになります。
     よって、主イエスの御名による平安の祈りに対して、快く思わないユダヤ人たちが存在することを暗黙に教えているのです。

     具体的には、「パリサイ人や律法学者たち」の家のことです。その町や村において、いくら評判が良い人物であっても、主イエスに敵対する者が存在することを言われています。

     またその反対に、主イエスに好意的であり、心からメシアと信じるユダヤ人たちも多く存在していたことも事実なのです。明日も同じ箇所からです。》

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