◇◆◇日々のみ言葉
2021年2月19日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書10章16節】
10:16「いいですか。私が、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からです。続きとなります。
主イエスは言われました。
「もしだれも、あなたがたを受け入れず、あなたがたの言葉に耳を傾けないなら、その家またはその町を出て行くときに、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。まことに、あなたがたに告げます。さばきの日には、ソドムとゴモラの地でも、その町よりはまだ罰が軽いのです。」と。
かつて神様はソドムとゴモラの町を滅ぼされる時に、二人の御使いを遣わされました。
創世記によりますと、
『そのふたりの御使いは夕暮れにソドムに着いた。ロトはソドムの門の所にすわっていた。ロトは彼らを見るなり、立ち上がって彼らを迎え、顔を地につけて伏し拝んだ。
そして言った。
「さあ、ご主人。どうか、あなたがたのしもべの家に立ち寄り、足を洗って、お泊まりください。そして、朝早く旅を続けて下さい。」すると彼らは言った。
「いや、私たちは広場に泊まろう。」
しかし、彼がしきりに勧めたので、彼らは彼の所に向かい、彼の家の中にはいった。ロトは彼らのためにごちそうを作り、パン種を入れないパンを焼いた。こうして彼らは食事をした。彼らが床につかないうちに、町の者たち、ソドムの人々が、若い者から年寄りまで、すべての人が、町の隅々から来て、その家を取り囲んだ。そしてロトに向かって叫んで言った。
「今夜おまえの所にやって来た男たちはどこにいるのか。ここに連れ出せ。彼らをよく知りたいのだ。」(創世記19:1~19:6)』と書かれています。
まず二人の御使いは、ロトに「私たちは広場に泊まろう」と言っていますことから、広場は、ソドムの中心であって、そこは他の町から来る者たちの安全が保証されていたからだと思われます。当時の広場は、多くの商人によって市が催されましたから、警備の兵が多く配備されていたと思われます。
また、男たちがロトの家を取り囲むことから、この二人の御使いは、一般的なユダヤ人ではない装いであって、まさしく美少年であったとも考えられるのです。彼らがソドムの門を入った時、すでに多くの同性愛の男たちは、目を見張らしたに違いありません。
このように、主イエスは、まさしく「狼の中に羊を送り出すようなもの」だと言われていますことは、大いに一理あるのです。
それだからこそ、蛇のようにさとくして行かなければならず、また鳩のように素直に聖霊の導きを受けなさい、と言うことを教えています。》