• 日々のみ言葉 2021年2月22日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年2月22日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章17節~20節】
    10:17「人々には用心しなさい。彼らはあなたがたを議会に引き渡し、会堂でむち打ちますから。
    10:18 また、あなたがたは、私のゆえに、総督たちや王たちの前に連れて行かれます。それは、彼らと異邦人たちにあかしをするためです。
    10:19 人々があなたがたを引き渡したとき、どのように話そうか、何を話そうかと心配するには及びません。話すべきことは、そのとき示されるからです。
    10:20 というのは、話すのはあなたがたではなく、あなたがたのうちにあって話されるあなたがたの父の御霊だからです。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

     前にも書きましたが、この預言が成就するのは、この時の派遣でもなく、また七十二人の弟子の派遣の時でもなく、ペンテコステの後の出来事となります。
     一番最初にその事を体験するのは、シモン・ペテロとヨハネの二人となります。

     使徒の働きを見ますと、
    『彼らが民に話していると、祭司たち、宮の守衛長、またサドカイ人たちがやって来たが、この人たちは、ペテロとヨハネが民を教え、イエスのことを例にあげて死者の復活を宣べ伝えているのに、困り果て、彼らに手をかけて捕えた。そして翌日まで留置することにした。すでに夕方だったからである。
     翌日、民の指導者、長老、学者たちは、エルサレムに集まった。大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな出席した。彼らは使徒たちを真中に立たせて、
    「あなたがたは何の権威によって、また、だれの名によってこんなことをしたのか。」と尋問しだした。そのとき、ペテロは聖霊に満たされて、彼らに言った。
    「民の指導者たち、ならびに長老の方々。私たちがきょう取り調べられているのが、病人に行なった良いわざについてであり、その人が何によっていやされたか、ということのためであるなら、皆さんも、またイスラエルのすべての人々も、よく知って下さい。この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。
     『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、礎の石となった。』というのはこの方のことです。この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」
     彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、また二人が無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、二人がイエスと共にいたのだ、ということがわかって来た。(使徒の働き4:1~4:13抜粋)』と書かれています。

     この時、ペテロとヨハネは、主イエスがかつて言われた言葉を思い起こしたに違いありません。最高議会には、何とイスラエルの指導者全員が集まったのです。まさに、彼らに証しする為に、ペテロは御霊に満たされ、最高のメッセージを語ります。
     そしてこの預言は、今度は十二使徒全員に対して成就します。そして後には、パウロに成就することになります。》

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