• 日々のみ言葉 2021年2月24日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年2月24日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章22節】
    10:22「また、私の名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」

    ◎ショートメッセージ
    《マタイは、主イエスの言葉をここに記載しましたが、第四福音書と呼ばれるヨハネの福音書では、さらに詳細にわたって主イエスが言われた同じ内容を書き記しています。

     ヨハネの福音書によれば、
    『「もし世があなたがたを憎むなら、世はあなたがたよりも私を先に憎んだことを知っておきなさい。もしあなたがたがこの世のものであったなら、世は自分のものを愛したでしょう。しかし、あなたがたは世のものではなく、かえって私が世からあなたがたを選び出したのです。それで世はあなたがたを憎むのです。
     しもべはその主人にまさるものではない、と私があなたがたに言った言葉を覚えておきなさい。もし人々が私を迫害したなら、あなたがたをも迫害します。もし彼らが私の言葉を守ったなら、あなたがたの言葉をも守ります。
     しかし彼らは、私の名のゆえに、あなたがたに対してそれらのことをみな行ないます。それは彼らが私を遣わした方を知らないからです。
     もし私が来て彼らに話さなかったら、彼らに罪はなかったでしょう。しかし今では、その罪について弁解の余地はありません。私を憎んでいる者は、私の父をも憎んでいるのです。(ヨハネの福音書15:18~15:23)』と書かれています。

    「私の名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。」とは、主イエスを信じ従う者以外の人々に、すなわち未信者の人々から憎まれると言うことです。しかも「私の名のために」とは、主イエス・キリストの名のために、と言うことであり、クリスチャンと言う名のゆえに憎まれることになるのです。

     クリスチャンとは、「聖書の達人」(注解いのちのことば社)では、こう定義しています。
    ■クリスチャン 
    『ギリシャ語「クリスティアノス」は新約聖書には3回使われており、新改訳では「キリスト者」、協会訳では「クリスチャン」と訳出されている。クリスチャンは英語のChristianの音訳である。この言葉はギリシヤ語の「キリスト」にラテン語の語尾がついたものである。この語尾には「……に属する者」という意味がある。
     アンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった時は、おそらく嘲笑混じりのあだ名であったと思われる(使11:26,26:28)。
     しかし、やがてキリストに従う者たちは、「弟子たち」「兄弟たち」「聖徒たち」「この道の者たち」などといった呼び名に代えて、「クリスチャン(キリスト者)」を好んで用いるようになった(Ⅰペテ4:16)。クリスチャンとは、この世から選ばれ、救われて、キリストに属する者となり、キリストにすべてを依存するようになった者たちを指す呼び名である。』

     私たちは、この世から、そして罪から救い出された者です。まさしく「世の光」であり「地の塩」なのです。クリスチャンと言う名に恥じぬよう、聖霊と共に、輝いて行こうではありませんか。》

Comments are closed.