• 日々のみ言葉 2021年3月3日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年3月3日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章26節~31節】
    10:26「だから、彼らを恐れてはいけません。おおわれているもので、現わされないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。
    10:27 私が暗やみであなたがたに話すことを明るみで言いなさい。また、あなたがたが耳もとで聞くことを屋上で言い広めなさい。
    10:28からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、共にゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
    10:29 二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。
    10:30 また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。
    10:31だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き同じ箇所からとなります。明日は先に行きましょう。

     主イエス様は、この教えと忠告を弟子たちに、少なくとも三回以上は繰り返している事と思われます。今回、十二使徒を二人ずつ六チームをガリラヤ地方に遣わされた時に、また後に七十二人の弟子たちを遣わされた時にも、教えられたに違いありません。

     さて、ここで主イエスは三回にわたってこう言われています。
    10:26「だから、彼らを恐れてはいけません。」
    10:28「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。」
    10:31「だから恐れることはありません。」

     しかも、すべて命令形によって書き記されています。単なる勧めではないのです。
    「恐れてはならない」と言う命令です。

     それでは、私たちは何を恐れるのでしょうか。

     主イエスは、「彼ら」と言っています。ご自身と弟子たちを受け入れようとしない者たち、対立する者たち、また迫害する者たちを指していますが、要するに「人」だと言うことです。私たちは、人を恐れるのです。

     また「明日」を恐れます。すなわち未来をです。明日に何が起こるのかは分からないからです。
     間もなく東日本大震災から10年目の3月11日がやって来ます。10年前の3月11日の、いつものような変わらない朝に、もし大地震が起きることが分かっていたのなら、多くの人の命が守られたでしょうし、また福島第一原子力発電所も何か手が打てたのかも知れません。
     しかし、実際私たちには、数分先の未来に何が起きるのか、具体的には分からないのです。また神様も、具体的には、未来のことを教えては下さらないのですが、幸い聖書には、これから何が起きるのか、預言として書き記されています。

     私たちは、聖書を通して、大まかであっても、終末の時代に何が起きるのか知っています。しかし、その前に、花婿である主イエスが花嫁である教会を迎えに来られるのです。
     その日、その時は、はっきりとは分かりませんが、非常に近いことには間違いありません。それゆえ、恐れてはならないのです。主イエスよ。来たりませ。》

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