• 日々のみ言葉 2021年3月7日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年3月7日(日)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章34節~37節】
    10:34「私が来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。私は、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです。
    10:35なぜなら、私は人をその父に、娘をその母に、嫁をそのしゅうとめに逆らわせるために来たからです。
    10:36 さらに、家族の者がその人の敵となります。
    10:37私よりも父や母を愛する者は、私にふさわしい者ではありません。また、私よりも息子や娘を愛する者は、私にふさわしい者ではありません。」

    ◎ショートメッセージ
    《今日は、主イエス様の言われた、家族への言葉に対する学びの総括となります。この箇所は、かなり厳しい言葉となっています。特に37節は、非常に誤解を生じるとも思われる、難しい言葉でもあります。

     現代訳を再度掲載します。
    『10:34「私は、この地上に、表面的な平和をもたらす為に来たとは思わないで下さい。平和の前に、まず剣を投じ、偽りの平和を破壊しようと思っています。
    10:35 きっと息子がその父に、娘がその母に、嫁がそのしゅうとめに逆らうでしょう。
    10:36 だれでも、家族の者たちから反対されたり、迫害されるでしょう。
     10:37私よりも父や母、私よりもを息子や娘を愛する人は、私の弟子としてはふさわしくありません。すべての人にまさって私を愛さないのなら、私の弟子としてはふさわしくないのです。」

     主イエス様の言われている真意は何なのでしょうか。
     実は、この言葉がまことに発揮されるのは、あるいは効果をもたらすのは、主の十字架の後になるのです。
     よって、使徒たちには、この時点では全く閉ざされており、主の言われた言葉は、まさしく「ちんぷんかんぷん」なのです。

     主イエス様が、私たち一人一人の罪の身代わりとして、十字架に掛かって、本来私たち一人一人が受けるべきすべての裁きを一身に受けて下さいました。
     このお方が「救い主」です。このお方が、私たち一人一人を本当に愛して下さったのです。それだからこそ、私たちは主イエス様を愛するのです。

     主イエス様。すなわち神様を愛する人は自分を愛することが出来ます。そして自分を愛することが出来る人は、他人を愛することが出来るようになります。家族を愛することが出来るのです。

     まず初めに、主イエス様を愛することが求められています。なぜなら、「十字架の愛」以上の愛は、存在しないからです。

     主イエス様が言われた真意は、父や母、そして息子や娘、また妻や夫を粗末に扱う事ではなく、主イエス様の愛に包まれて、その愛によって家族を愛することなのです。家族を大切にすることなのです。もちろん主イエス様を愛し、また愛され、その溢れんばかりの愛を用いてのことになります。》

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