• 日々のみ言葉 2021年3月6日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年3月6日(土)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章35節~36節】
    10:35「なぜなら、私は人をその父に、娘をその母に、嫁をそのしゅうとめに逆らわせるために来たからです。
    10:36 さらに、家族の者がその人の敵となります。」

    ◎ショートメッセージ
    《「私が来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。私は、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです。」

     昨日の「日々のみ言葉」の続きが、今日の聖書箇所となります。昨日の箇所と併せて、現代訳を掲載します。

    『10:34「私は、この地上に、表面的な平和をもたらす為に来たとは思わないで下さい。平和の前に、まず剣を投じ、偽りの平和を破壊しようと思っています。
    10:35 きっと息子がその父に、娘がその母に、嫁がそのしゅうとめに逆らうでしょう。
    10:36 だれでも、家族の者たちから反対されたり、迫害されるでしょう。」』

     新改訳聖書の訳文では、まさに家庭が崩壊するかのごとく訳されています。しかし現代訳では、信仰を持った者、すなわちクリスチャンとなった者が、家族に受け入れられず、反対されたり、あるいは戒めを受けることになることを預言しています。

     主イエス様は、家庭に不和を、崩壊をもたらす為に来たのでしょうか。いいえ違うのです。全員がクリスチャンの家庭は、神様の守りと恵みを受けているのですが、ノンクリスチャンの家庭は違います。その家族の中で、初穂となった者に対して、敵である悪魔と悪霊が立ちはだかるからです。
     なぜなら、ノンクリスチャンは、悪霊の支配下にあるからです。

     パウロは、このように解き明かしています。
    『あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、その頃は、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。
     私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、他の人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
     しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛して下さったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストと共に生かし、あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。(エペソ人への手紙2:1~2:5)』と。

     ここから、まだ救われていない家族の者は、「空中の権威を持つ支配者の霊に従って歩んでいる」のです。
     かつての私たちがそうであったように、悪霊の支配下に置かれています。よって、悪魔と悪霊は、自分たちの支配下にある人を用いて、攻撃して来るのです。

     しかし、次の言葉も真理です。
    『「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(使徒の働き16:31抜粋)』

     あきらめてはならないのです。神様は、ご自身の言葉である聖書の約束を必ず果たされます。大切なことは、私たちがあきらめることなく、主イエス様を信頼し続けることです。》

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