◇◆◇日々のみ言葉
2021年3月15日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書11章4節~6節】
11:4 イエスは答えて、彼らに言われた。「あなたがたは行って、自分たちの聞いたり見たりしていることをヨハネに報告しなさい。
11:5 盲人が見、足なえが歩き、らい病人がきよめられ、つんぼの人が聞こえ、死人が生き返り、貧しい者には福音が宣べ伝えられているのです。
11:6 だれでも、私につまずかない者は幸いです。」
◎ショートメッセージ
《昨日の同じ箇所からです。
使徒ヨハネは、主イエスの公生涯初期と、バプテスマのヨハネのミニストリーが、重複した日々があったことを、福音書に書き記しています。
ヨハネの福音書によれば、
『その後、イエスは弟子たちと、ユダヤの地に行き、彼らと共にそこに滞在して、バプテスマを授けておられた。
一方ヨハネもサリムに近いアイノンでバプテスマを授けていた。そこには水が多かったからである。人々は次々にやって来て、バプテスマを受けていた。(ヨハネは、まだ投獄されていなかったからである。)
それで、ヨハネの弟子たちが、あるユダヤ人と聖めについて論議した。彼らはヨハネの所に来て言った。
「先生。見て下さい。ヨルダンの向こう岸であなたと一緒にいて、あなたが証言なさったあの方が、バプテスマを授けておられます。そして、みなあの方のほうへ行きます。」ヨハネは答えて言った。
「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けることはできません。あなたがたこそ、『私はキリストではなく、その前に遣わされた者である。』と私が言ったことの証人です。
花嫁を迎える者は花婿です。そこにいて、花婿の言葉に耳を傾けているその友人は、花婿の声を聞いて大いに喜びます。それで、私もその喜びで満たされているのです。
あの方は盛んになり私は衰えなければなりません。」(ヨハネの福音書3:22~3:30)』と書かれています。
バプテスマのヨハネが弟子たちに話した言葉から、この時すでに、ヨハネは、従兄弟であるイエシュアが、キリストであることを認識していることが分かります。
しかし、バプテスマのヨハネの弟子たちは、なかなか主イエスの御もとに行こうとはしませんでした。
それゆえ、捕らえられた時、ヨハネ自身の質問と言う形を取って、牢獄に面会に来た弟子たちを、主イエスのもとに遣わしたのです。
もちろんその伝手(つて)は、かつてバプテスマのヨハネの弟子であったペテロの弟アンデレであり、従兄弟で、ゼベダイの子ヨハネであることは言うまでもありません。
ここら辺りにも、神様の不思議な摂理が働いていると、私は感じていますが、いかがでしょうか。明日は先に行きましょう。》