• 日々のみ言葉 2021年4月10日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年4月10日(土)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章1節~8節】
    15:1 兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。
    15:2 また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音の言葉をしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。
    15:3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
    15:4 また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、
    15:5 また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。
    15:6 その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。
    15:7 その後、キリストはヤコブに現われ、それから使徒たち全部に現われました。
    15:8 そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われて下さいました。

    ◎ショートメッセージ
    《ルカは、主イエス様が十字架から三日目に復活された、「週の初めの日」から数えて、四十日の間、弟子たちに生きておられるお姿を現わせられた事を証しています。
     
    『イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。(使徒の働き1:3)』と書き記しているからです。

     しかし実際に、その四十日間の詳しい出来事については、四つの福音書および使徒の働きには、詳細にわたって書かれてはいないのです。よって推測しかありません。

     使徒パウロは、主イエス様が公生涯における三年半年の間に、ほぼ間違いなくエルサレムにいました。これも私個人の憶測にしかありませんが、主イエスに個人的に質問しにやって来たパリサイ人で議員であった青年こそ、サウロであったと信じています。
     しかし、主イエスとの個人的な接点は、ほとんどなかったことも事実であったと思われます。
     主イエスが十字架にかけられ、刑に処せられた時、議員たちと共に行動していたことは十分考えられます。しかし、主イエスが復活したことには、使徒たちと同じように、たわごとと思ったのかも知れません。

     パウロが、コリント人への手紙において、書き記したこの箇所は、使徒たちから後に聞いたことです。特に、五百人以上の兄弟たちに同時に現われたと言うことは、聖書では、ここでしか分かりません。また主の兄弟ヤコブに現われたことは、五百人の後の出来事になっています。
     私は、よみがえられた日から八日目に弟子たちに再び現われる事になる空白の一週間に、主イエスは、家族や親戚の者たちに現われたのではないかと考えているのです。
     よって、この時の弟ヤコブには二度目であって、エルサレム教会の牧師、あるいは使徒としての任命であったのではないかと思っています。
     もちろん真偽は分かりかねます。あくまで私の推測です。み言葉を思い巡らすことはとても楽しいことです。
     しかし真実は一つです。主イエスは、本当によみがえられたと言うことです。》

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