• 日々のみ言葉 2021年4月24日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年4月24日(土)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書12章25節~26節】
    12:25 イエスは彼らの思いを知ってこう言われた。「どんな国でも、内輪もめして争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも、内輪もめして争えば立ち行きません。
    12:26 もし、サタンがサタンを追い出していて仲間割れしたのだったら、どうしてその国は立ち行くでしょう。」

    ◎ショートメッセージ
    《「この人は、ただ悪霊どものかしらベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」

     パリサイ人や律法学者たちは、主イエスがなされた「悪霊からの解放」を目の当たりに見て、このように言ったのです。それを耳にした主イエスは、彼らの思いを知って言われました。

    「どんな国でも、内輪もめして争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも、内輪もめして争えば立ち行きません。もし、サタンがサタンを追い出していて仲間割れしたのだったら、どうしてその国は立ち行くでしょう。」と。

     これは、サタンの王国にも階級があることを教えています。そのトップは悪魔です。サタンは別名です。「サタン」とは、「告発する者」と言う意味です。そしてその正体は、かつては御使いの長であった「ルシファー」のことです。
     本来は、このルシファーの下に、御使いガブリエルと戦闘天使ミカエルが置かれていたのです。
     ルシファーが、神様に反逆し天から落とされた時に、その配下にあった三分の一の御使いをひき連れて行きました。その堕落した御使いこそが悪霊と化したわけです。よって悪霊は、かつては、神様に仕える天使であった者たちなのです。

     サタンの王国は、厳格に統制された軍事国家です。その命令体系は一糸の乱れもありません。それゆえに、パリサイ人や律法学者たちが言っていることは、ある意味においては決して嘘ではないのです。
     現に東南アジアやアフリカにおいて、祈祷師が祈ると本当に悪霊が退散して行くからです。現地に遣わされた日本の宣教師の方の多くの証しがそれを証明しています。まさに悪霊どもの上官によって、下級部下の悪霊が一時離れるようです。

     しかし、主イエス様の場合は違います。真の創造主として、神の御子として、その御名によって追い出されるからです。
     主イエスの御名と、十字架の血潮には、悪魔や悪霊どもは何の抵抗も出来ないのです。

     私たちには、その御名が与えられています。その御名の権威を用いることが許されています。
     悪魔(サタン)と悪霊は実在します。決して空想やおとぎ話ではないのです。この世界に邪悪な霊は本当にいるのです。
     そして、主イエス様と私たちの真の戦いの相手こそ、悪魔と悪霊どもなのです。》

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