• 日々のみ言葉 2021年4月26日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年4月26日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書12章25節~26節】
    12:27「また、もし私がベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているのなら、あなたがたの子らはだれによって追い出すのですか。だから、あなたがたの子らが、あなたがたをさばく人となるのです。
    12:28 しかし、私が神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《今日から、マタイの福音書の学びに戻ります。

    「どんな国でも、内輪もめして争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも、内輪もめして争えば立ち行きません。もし、サタンがサタンを追い出していて仲間割れしたのだったら、どうしてその国は立ち行くでしょう。」

     主イエスは、パリサイ人や律法学者たちの思いを知って言われたのです。そしてその続きの言葉が、本日の聖書箇所になります。

     今回は、現代訳を掲載します。
    「12:27「また、もし私が悪霊どものかしらによって、悪霊を追い出したのだとしたら、あなたがたの仲間も、やはり悪霊によって追い出すことになるのですか。そんなことを言えば、あなたがたの仲間が、あなたがたをあざ笑うことになるでしょう。
    12:28 けれども、私が神の御霊によって、悪霊どもを追い出しているのなら、神の国はもうあなたがたのところに来ているのです。」となっています。

     このことから、パリサイ人や律法学者たちも悪霊を追い出した可能性があることが分かります。なぜなら、当時のユダヤにおいては、悪霊問題が確かに大きな問題として存在していたからです。
     そして、主イエスは、この箇所において、素晴らしい真理を語っておられます。それは、主は、「神の御霊」すなわち「聖霊」によって、悪霊を追い出していると言うことです。

     ここで大きな勘違いが起こりうる可能性があります。
     「悪霊」とは「悪い霊」のことですが、神様は悪霊を創造されたことは一度もありません。彼らはかつては天使(御使い)であったのです。しかしサタン(悪魔)と共に、天より落とされ、悪霊となったのです。
     それは、彼ら一人一人にも人格があって、自由意思があったからです。彼らは、かつては御使いの長であったルシファーに従うことを選択し、神様に反逆したのです。彼らの最後は、地獄における永遠の裁きです。

     そして「聖霊」ですが、「清い霊」あるいは「聖なる霊」ではなく、創造主なる神様であられます。聖霊様は人格を持っておられます。創造主の第三位格の聖霊なる神様によって、主イエスは、いやしの奇跡を、また悪霊からの解放を行なわれたのです。》

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