◇◆◇日々のみ言葉
2021年4月27日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書12章29節~30節】
12:29「強い人の家にはいって家財を奪い取ろうとするなら、まずその人を縛ってしまわないで、どうしてそのようなことができましょうか。そのようにして初めて、その家を略奪することもできるのです。
12:30 私の味方でない者は私に逆らう者であり、私と共に集めない者は散らす者です。」
◎ショートメッセージ
《この箇所も現代訳を掲載します。
12:29「また誰でも、強い者を縛らないなら、どうして強い者の家に入って、家財を奪うことができるでしょうか。そのようにして初めて、その家を奪うことができるのです。
12:30 私の味方でない者は私に反対し、私と一緒に集めない者は散らす者で、神の国に中立などありえません。」となっています。
新改訳聖書は原文に忠実に訳されていますが、所々においては、ユダヤ独特の言い回しやことわざなどがあって、意味不明になる場合が決して少なくはないのです。
「強い人」のたとえは、現実味がないとも言えますが、主イエスの言わんとしていることは分かります。
次に言われたことは、現代訳においては、加えられた説明文があるために、主旨が明確にされています。
つまり、パリサイ人や律法学者たちのように、主イエスに対して、真っ向から反対していなくても、主の味方、あるいは神の側にいない者は、結局は反対者の方にいることになると言う意味です。
そして、主イエスと共に集める者とは、神の国に入れるよう、迷い出ている人たちを導く者のことであり、そうしようとしない者たちは、結局は悪魔と共に人々を散らす者だと言うことなのです。
そして、現代訳は、はっきりと『神の国に中立などありえません』と締めくくっています。
主イエスは、今から二千年以上前に、ベツレヘムにおいて生まれました。そして紀元27年~30年の頃に、エルサレムにおいて十字架に掛かられ死んで下さったのです。しかしそれで終わりではありません。その三日後によみがえられました。2021年4月4日の主日は、復活を祝う「イースター」でした。
多くの日本人は、イエス・キリストのことを、何らかの知識においては知っています。しかし、このお方が自分とどのような関係があるのか、まったく分かっておりません。
つまり、「外国において遠い昔にそのような偉人がいたらしい」くらいにしか思っていないのです。なぜそのようなことが言えるのかと言いますと、私自身がそうであったからです。
人は一度死ぬことと、死後に裁きがあることを、聖書は明確に預言しています。そして、天国(神の国)と地獄は実在するのです。人は、そのどちらかにおいて、永遠を過ごすことになります。
それを、生きている間に選ばなければならないのです。神の国に入いるには、イエス・キリストと言う唯一の門を通らなければなりません。このお方以外に、人類には何一つ救いは与えられていないからです。
創造主なる神様が人となって地上に来て下さった、神の御子イエス・キリストは、私やあなたの罪を背負われ、身代わりとなって十字架にかかられ死んで下さったのです。 そのことを心から信じ、今まで犯して来たすべての罪を悔い改めて、「イエス・キリストこそ私の主です」と心から信じ、口で告白する者は、救われて罪赦され、「永遠のいのち」をいただけるのです。それが「神の国」なのです。あなたはすでに、神の国に入る為の「カギ」を持っておられるのでしょうか。》