• 日々のみ言葉 2021年5月4日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年5月4日(火)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書12章41節】
    12:41「ニネベの人々が、さばきのときに、今の時代の人々と共に立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし、見なさい。ここにヨナよりもまさった者がいるのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。ヨナは三日三晩大魚の腹の中にいましたが、同様に、人の子も三日三晩、地の中にいるからです。」

     ここで主イエスは、間接的ですが、十字架と復活の事を預言しています。確かにヨナは、三日三晩大魚の腹の中にいましたが、もう少しで死ぬと言うところを、主なる神様は、ヨナの祈りを聞かれたのです。

    『主は、魚に命じ、ヨナを陸地に吐き出させた。(ヨナ書2:10)』と。

     そして、
    『再びヨナに次のような主の言葉があった。
    「立って、あの大きな町ニネベに行き、私があなたに告げる言葉を伝えよ。」
     ヨナは、主の言葉のとおりに、立ってニネベに行った。ニネベは、行き巡るのに三日かかるほどの非常に大きな町であった。
     ヨナは初め、その町にはいると、一日中歩き回って叫び、
    「もう四十日すると、ニネベは滅ぼされる。」と言った。
     そこで、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着た。このことがニネベの王の耳にはいると、彼は王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中にすわった。王と大臣たちの命令によって、次のような布告がニネベに出された。
    「人も、獣も、牛も、羊もみな、何も味わってはならない。草をはんだり、水を飲んだりしてはならない。人も、家畜も、荒布を身にまとい、ひたすら神にお願いし、おのおの悪の道と、暴虐な行ないとを悔い改めよ。もしかすると、神が思い直して哀れみ、その燃える怒りをおさめ、私たちは滅びないですむかもしれない。」
    神は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になった。それで、神は彼らに下すと言っておられたわざわいを思い直し、そうされなかった。(ヨナ書3:1~3:10)』と続きます。

     この時、ニネベの人々はヨブの言葉を聞き、身分の高い者から低い者まで、悔い改めました。またニネベの王も王座から降りて王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中にすわり、悔い改めたのです。ニネベにリバイバルが訪れたのです。
     しかし、この時の世代が過ぎ去り、次の世代になった時には、もうその事は忘れられてしまい、元の罪深い生活に戻ってしまいます。そして、結局は預言通りに、ニネベは滅ぼされてしまいます。

     主イエスが言われた「今の時代の人々」とは、主の弟子たちのことです。ヨナの説教を聞いて、悔い改めた「ニネベの人々」と共に、パリサイ人や律法学者たちを裁くことになると、言われています。
     そしてさらに、「あなたがたの目の前には、ヨナよりもまさった者がいる」と言われ、はっきりとご自身がメシアであることを宣告しているのです。》

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