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日々のみ言葉 2021年5月18日(火)
◇◆◇日々のみ言葉
2021年5月18日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書13章12節～15節】
13:12「というのは、持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられてしまうからです。
13:13 私が彼らにたとえで話すのは、彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしないからです。
13:14 こうしてイザヤの告げた預言が彼らの上に実現したのです。『あなたがたは確かに聞きはするが、決して悟らない。確かに見てはいるが、決してわからない。
13:15 この民の心は鈍くなり、その耳は遠く、目はつぶっているからである。それは、彼らがその目で見、その耳で聞き、その心で悟って立ち返り、私にいやされることのないためである。』◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
最初の理由として、｢持たない｣者のことを主イエス様は挙げられました。そしてそれは、主イエスを信じる信仰であり、また主を信じる者には注がれる御霊、すなわち聖霊様であることを、昨日は学びました。そして、次の理由として、「彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしない」と言うことを挙げています。
｢彼ら｣とは、もちろんパリサイ人や律法学者たちのことです。主イエスの所にエルサレムから遣わされた者たちは、サンヘドリンの議員であったのです。彼らが見ている者とは、神の御子イエス様のことです。そして彼らが聞いていることとは、主が語られた正真正銘の神の言葉です。
そして彼らが悟らないこととは、｢モーゼ五書｣に約束された｢一人の預言者｣、またはイザヤ書に書かれたメシア預言が、主イエス･キリストによって成就したことを悟ることが出来ない、と言うことなのです。主は、イザヤ書のみ言葉を引用します。原文は、
『「行って、この民に言え。『聞き続けよ。だが悟るな。見続けよ。だが知るな。』この民の心を肥え鈍らせ、その耳を遠くし、その目を堅く閉ざせ。自分の目で見、自分の耳で聞き、自分の心で悟り、立ち返って、いやされることのないために。」(イザヤ書6:9～6:10抜粋)』となっています。「こうしてイザヤの告げた預言が彼らの上に実現したのです。」と、預言が成就したことを、主ご自身が、宣言されました。
それでは、なぜ彼らには見えないのでしょうか。聞こえないのでしょうか。そして分からないのでしょうか。
それは、彼らが高慢であるからです。自分たちだけが清く正しいと思い、それを豪語しているからです。現在のキリスト教会においても同じです。自分たちの教団だけが正しい、あるいは自分たちの主張する教理だけが正しいと言う教会は、すでにカルト化しています。
なぜなら、神様は数え切れないほどの、様々なカードを持っておられるのです。まだまだ私たちの知らない奥義があり、また不思議によって救いが起こされているからです。
そう言う意味においても、｢メシアニック･ジュー｣の人々こそ、主イエス様による摩訶不思議の何ものでもないと思われます。明日は先に行きます。》
