• 日々のみ言葉 2021年6月2日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年6月2日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書13章47節~51節】
    13:47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。
    13:48 網が一杯になると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。
    13:49 この世の終わりにもそのようになります。御使いたちが来て、正しい者の中から悪い者をえり分け、
    13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
    13:51 あなたがたは、これらのことがみなわかりましたか。」彼らは「はい。」とイエスに言った。

    ◎ショートメッセージ
    《一昨日および昨日と同じ箇所からとなります。今回は、このたとえの解き明かしについて考えたいと思います。

     本日は、現代訳を掲載します。
    『また天国は、海に投げ込んで、いろいろな魚を集める地引き網のようなものです。それが一杯になると、浜に引き上げ、すわって、良い物は入れ物に入れ、悪い物は投げ捨ててしまいます。
     この世の終わりにも、そのようになります。御使いたちが来て、正しい人の中から悪人どもをえり分け、彼らを火の燃える炉の中に投げ込みます。彼らは、そこで泣き叫んだり、歯ぎしりしたりするでしょうが、それではもう遅いのです。
     あなたがたは、これらのたとえの意味がよく分かりましたか。」彼らは「はい。」と答えた。』

     このたとえが、この地球上で最後の「収穫」の時であることは、すでに学んだとおりです。そして預言にもなっています。聖書の預言の多くは、二重の意味を含んでいます。
     たとえば、主イエスの再臨ですが、再臨は二回行なわれることが今は分かっています。

     主イエスは、最後の晩餐において、弟子たちに言われました。
    『「私の父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、私は場所を備えに行くのです。私が行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたを私のもとに迎えます。私のいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(ヨハネの福音書14:2~14:3)』と。

     まず最初の再臨は、空中再臨と言われ、花婿である主イエスが、花嫁である教会を、すなわちクリスチャンたちを迎えにやって来ることを指しています。これを「携挙」と言います。
     そして、人類が滅びようとするまさにその寸前に、生き残っているユダヤ人全員が、エルサレムにおいて、「主イエスよ。来たりませ。」と一斉に叫んだ時、主イエスが多くの聖徒を従えて、再臨されるのです。
     よって、地引き網のたとえも同じように、二つの意味があるとも言えるのです。》

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