• 日々のみ言葉 2021年6月18日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年6月18日(金)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書14章24節~33節】
    14:24 しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
    14:25 すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのところに行かれた。
    14:26 弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、「あれは幽霊だ。」と言って、おびえてしまい、恐ろしさのあまり、叫び声を上げた。
    14:27 しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。私だ。恐れることはない。」と言われた。
    14:28 すると、ペテロが答えて言った。「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになって下さい。」
    14:29 イエスは「来なさい。」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
    14:30 ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けて下さい。」と言った。
    14:31 そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」
    14:32 そして、ふたりが舟に乗り移ると、風がやんだ。
    14:33 そこで、舟の中にいた者たちは、イエスを拝んで、「確かにあなたは神の子です。」と言った。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

     シモン・ペテロは主イエスに言います。
    「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになって下さい。」

     主は言われます。
    「来なさい。」

     そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いて主イエスのほうに行ったのです。この時、彼の目はしっかりと主イエス様だけを見ていたはずです。

     ところがです。突然、強い風が吹いてきました。ペテロは、その時、主イエスから目を離し、ふっと我に返ったのです。
     人間が歩くことの出来ない水の上を歩いている自分に気が付いたのです。そして、にわかに恐れがやって来ました。瞬く間にペテロは、沈みかけます。

    「主よ。助けて下さい。」

     そこで、主イエスはすぐにペテロに近寄って、手を伸ばして、ペテロをつかんで言われます。

    「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」

     それから主イエスは、ペテロを抱きかかえながら、一緒に水の上を歩いて、舟に乗り移ります。すると風が止むのです。

     私たちは、風向きが少し変わると、主イエス様から目が離れがちになりやすい者なのです。「主よ。信じます」と言いながら、意外に信じてはいないのです。

     その場面を目撃した他の弟子たちは、主イエスを礼拝し、「確かにあなたは神の子です。」と、信仰告白をします。しかし、ゲッセネマでの彼らはどうなりましたか。》

Comments are closed.