• 日々のみ言葉 2021年6月25日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年6月25日(金)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書15章10節~11節】
    15:10 イエスは群衆を呼び寄せて言われた。「聞いて悟りなさい。
    15:11 口にはいる物は人を汚しません。しかし、口から出るもの、これが人を汚します。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。

     主イエスが言われた「口にはいる物」とは、飲み物や食べ物のことです。しかし、「口から出るもの」とは、食べたり飲んだりした物ではなく、唾液でもなく、また吐く息でもありません。それは、人が語る言葉を指しています。ここでも主イエスは、たとえを用いています。

     主イエスは、パリサイ人や律法学者たちに、語るべき言葉についてこのように諭されました。もちろん、この教えは彼らだけではなく、弟子たち、そして私たちにも向けられています。

    『「私はあなたがたに言います。人はどんな罪も冒涜も赦していただけます。しかし、聖霊に逆らう冒涜は赦されません。
     また、人の子に逆らう言葉を口にする者でも、赦されます。しかし、聖霊に逆らうことを言う者は、誰であっても、この世であろうと次に来る世であろうと、赦されません。
     木が良ければ、その実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木のよしあしはその実によって知られるからです。
     良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を取り出すものです。
     人はその口にするあらゆるむだな言葉について、さばきの日には言い開きをしなければなりません。
    あなたが正しいとされるのは、あなたの言葉によるのであり、罪に定められるのも、あなたの言葉によるのです。」(マタイの福音書12:31~12:37抜粋)』と。

     またパウロは、このように勧めています。
    『悪い言葉を、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つ言葉を話し、聞く人に恵みを与えなさい。(エペソ人への手紙4:29)』と。

     私たち、すなわち主イエスが十字架に掛かられて流された尊い血潮によって、罪赦され清められた者は、語る言葉に最善の注意を払う必要があると言うことです。

     しかし私たちは、どうしても「先走った裁き」をしやすい者なのです。
    使徒パウロは言います。
    『ですから、あなたがたは、主が来られるまでは、何についても、先走った裁きをしてはいけません。主は闇の中に隠れた事も明るみに出し、心の中のはかりごとも明らかにされます。そのとき、神から各人に対する称賛が届くのです。(第Ⅰコリント4:5)』と。

     私たちは、心を見張らなければならないのです。》

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