◇◆◇日々のみ言葉
2021年7月10日(土)
◎聖書箇所【マタイの福音書16章8節~12節】
16:8 イエスはそれに気づいて言われた。「あなたがた、信仰の薄い人たち。パンがないからだなどと、なぜ論じ合っているのですか。
16:9 まだわからないのですか。覚えていないのですか。五つのパンを五千人に分けてあげて、なお幾かご集めましたか。
16:10 また、七つのパンを四千人に分けてあげて、なお幾かご集めましたか。
16:11 私の言ったのは、パンのことなどではないことが、どうしてあなたがたには、わからないのですか。ただ、パリサイ人やサドカイ人たちのパン種に気をつけることです。」
16:12 彼らはようやく、イエスが気をつけよと言われたのは、パン種のことではなくて、パリサイ人やサドカイ人たちの教えのことであることを悟った。
◎ショートメッセージ
《一昨日と昨日と同じ箇所からです。明日は先に行きましょう。
「まだわからないのですか。覚えていないのですか。五つのパンを五千人に分けてあげて、なお幾かご集めましたか。また、七つのパンを四千人に分けてあげて、なお幾かご集めましたか。」
このお言葉から、「五千人の給食」の後「四千人の給食」が行なわれた主イエスの教えの真意が分かるというものです。それは、まさしく「山上の垂訓」の教えの成就であり、実践訓練であり、主イエスが語られた言葉が、真理であり真実であることを証明しておられるのです。
『「ですから、私はあなたがたに言います。何を食べようか何を飲もうかと、自分の命のことで心配したり、何を着ようかと、自分のからだのことで心配したりするのはやめなさい。命は食べ物以上のもの、からだは着る物以上のものではありませんか。
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。それでも、あなたがたの天の父は養っていて下さいます。あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって、少しでも自分の命を延ばすことができるでしょうか。
なぜ着る物のことで心配するのですか。野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、私はあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたには、もっと良くして下さらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。
ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。
まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。(マタイの福音書6:25~6:34)』
この教えが真実であることを、弟子たちに、そして私たちに教えているのです。》