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日々のみ言葉 2021年8月5日(木)
◇◆◇日々のみ言葉
2021年8月5日(木)
◎聖書箇所【マタイの福音書17章19節～21節】
17:19 そのとき、弟子たちはそっとイエスのもとに来て、言った。「なぜ、私たちには悪霊を追い出せなかったのですか。」
17:20 イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。
17:21 〔ただし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません。〕」◎ショートメッセージ
《主イエスは答えて言われた。
「ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまであなたがたと一緒にいなければならないのでしょう。いつまであなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。その子を私のところに連れて来なさい。」
そして、イエスがその子に取り憑いている悪霊をおしかりになると、悪霊は出て行き、その子はその時から直ったのです。留守を守っていた九人の弟子たちは非常に驚きました。そこで、弟子たちはそっとイエスのもとにやって来て尋ねました。誰が尋ねたのかは、分かりませんが、ペテロとヤコブとヨハネ以外の弟子たちであることは間違いないことです。
おおむね、最初に口を開くのは、一番年上であるシモン・ペテロですが、この時は、もしかしたらトマスだったかも知れません。
「なぜ、私たちには悪霊を追い出せなかったのですか。」以前、主イエスは十二使徒たちに権威をお授けになられました。
『イエスは、この十二人を遣わし、そのとき彼らにこう命じられた。
「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイの福音書10:5～10:8)』と。よって、弟子たちの質問は当を得ています。そこで主イエスは答えられるのです。
「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。」と。ここで、主イエスは｢信仰｣について語られました。すなわち、聾唖の悪霊を追い出せなかった理由は、彼らの信仰が薄いからであると。
それでは｢信仰が薄い｣とは、具体的にはどのようなことなのでしょうか。6枚切りと4枚切りとに、パンに厚さがあるように、信仰にも厚さがあるのでしょうか。
信仰とは、主イエスを信じ、そして真に主に信頼することなのです。その信頼の度合いこそが、薄っぺらな信仰と厚い信仰とに分けられるのです。明日も同じ箇所からです。》
