◇◆◇日々のみ言葉
2021年9月28日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書20章25節~28節】
20:25 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは彼らを支配し、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。
20:26 あなたがたの間では、そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。
20:27 あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。
20:28 人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分の命を与えるためであるのと同じです。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
ヨハネの福音書によりますと、
『さて、過越の祭りの前に、この世を去って父のみ元に行くべき自分の時が来たことを知られたので、世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残る所なく示された。
夕食の間のことであった。悪魔はすでにシモンの子イスカリオテ・ユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていたが、イエスは、父が万物を自分の手に渡されたことと、ご自分が父から来て父に行くことを知られ、夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
それから、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗って、腰にまとっておられる手ぬぐいで、ふき始められた。こうして、イエスはシモン・ペテロの所に来られた。ペテロはイエスに言った。
「主よ。あなたが、私の足を洗って下さるのですか。」
イエスは答えて言われた。
「私がしていることは、今はあなたには分からないが、あとで分かるようになります。」
ペテロはイエスに言った。
「決して私の足をお洗いにならないで下さい。」
イエスは答えられた。
「もし私が洗わなければ、あなたは私と何の関係もありません。」
シモン・ペテロは言った。
「主よ。私の足だけでなく、手も頭も洗って下さい。」
イエスは彼に言われた。
「水浴した者は、足以外は洗う必要がありません。全身きよいのです。あなたがたはきよいのですが、みながそうではありません。」
イエスはご自分を裏切る者を知っておられた。それで、「みながきよいのではない。」と言われたのである。イエスは、彼らの足を洗い終わり、上着を着けて、再び席に着いて、彼らに言われた。
「私があなたがたに何をしたか、分かりますか。あなたがたは私を先生とも主とも呼んでいます。あなたがたがそう言うのはよい。私はそのような者だからです。それで、主であり師であるこの私が、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。私があなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、私はあなたがたに模範を示したのです。(ヨハネの福音書13:1~13:15)』と書かれています。
足を洗うことは、ユダヤ人の奴隷のすることではありません。異邦人の奴隷がするべき卑しい仕事です。主イエスは、十二弟子たちの足を自ら洗われたのです。私は、この箇所を読みますと本当に畏れを覚えます。なぜなら、創造主なる神様が人間の足を洗われたのですから。》