• 日々のみ言葉 2021年12月6日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年12月6日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書24章45節~51節】
    24:45「主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な思慮深いしもべとは、いったい誰でしょうか。
    24:46 主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見られるしもべは幸いです。
    24:47 まことに、あなたがたに告げます。その主人は彼に自分の全財産を任せるようになります。
    24:48 ところが、それが悪いしもべで、『主人はまだまだ帰るまい。』と心の中で思い、
    24:49 その仲間を打ちたたき、酒飲みたちと飲んだり食べたりし始めていると、
    24:50 そのしもべの主人は、思いがけない日の思わぬ時間に帰って来ます。
    24:51 そして、彼をきびしく罰して、その報いを偽善者たちと同じにするに違いありません。しもべはそこで泣いて歯ぎしりするのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《マタイの福音書24章のみ言葉も最後の箇所となりました。引き続き、主イエス様が弟子たちに言われた、ご自身の再臨の教えから、終わりの時代に生きている私たちへの適応について、考えて見たいと思います。

     現代訳を掲載します。
    『「主人が一人のしもべを選んで、家の召使いたちの上に立て、時に応じて彼らに食事を与えさせるようにした場合、いったいどんなしもべが忠実で賢いと言えるでしょうか。
     主人が帰って来た時、そのように務めを果たしているのを見られるしもべは幸いです。
     よく言っておきますが、確かに、その主人はその人に自分の全財産を任せるようになります。
     ところが、もしそれが悪いしもべで、『主人の帰りは遅れる』と心の中で思い、仲間のしもべたちを打ちたたき始め、また酒飲みたちと一緒になって、食べたり飲んだりしていると、その主人は彼が予期もしなかった日、思わぬ時間に帰って来て、彼をきびしく罰し、偽善者たちと同じ目に遭わせます。そこで、泣き叫んだり歯ぎしりしても、もう遅いのです。」

     主イエスは、弟子たちに「終わりの時代」に起こることを教えていますが、この預言は真に「携挙」の預言の何ものでもありません。しかも、この預言は、弟子たちに対するものなのです。すなわち、イエス・キリストを主としているしもべへの預言なのです。

     主イエスは、たとえの中で「主人」と言っていますから、そのしもべは、誰が主人であるのかを知っていることになります。そして、しもべをしもべ仲間の頭とします。しかも、彼の部下となるしもべたちに、食事を与える役割と権威を託すわけです。
     これは、何を比喩しているのかと言いますと、主の弟子たちに「福音」が託されていることを意味しています。忠実なしもべは、生ける神のみ言葉である主イエスの教えを、この世の人々に伝えようとします。
     その姿勢を、主イエスは言われているのです。「全財産」を任されるようになると言う意味は、「神の御国」のことの他ありません。明日も同じ箇所からです。》

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