◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月8日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書25章1節~13節】
25:1「そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。
25:2 そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。
25:3 愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。
25:4 賢い娘たちは、自分のともしびと一緒に、入れ物に油を入れて持っていた。
25:5 花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。
25:6 ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ。』と叫ぶ声がした。
25:7 娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。
25:8 ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』
25:9 しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』
25:10 そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼と一緒に婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。
25:11 そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。あけてください。』と言った。
25:12 しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません。』と言った。
25:13 だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。」
◎ショートメッセージ
《今日から、マタイの福音書の学びも第25章に入って行きます。最初に、「十人の娘」のたとえ話から始まります。
現代訳を掲載します。
『「そこで、天国は、自分たちのランプを手に持って、花婿を出迎えに出て行った十人の娘たちにたとえることが出来ます。
そのうち五人は愚かで、五人は賢かい娘でした。愚かな娘たちは、ランプは持っていましたが、その中に油を十分入れてはいませんでした。
賢い娘たちは、ランプに十分な油を入れておりました。花婿が来るのが遅れたので、彼女たちはみな、うとうとと眠り始めてしまいました。
夜中に、『さあ、花婿だ。出迎えに行きなさい。』と叫ぶ声がしました。娘たちは、みな起きて、自分のランプを用意しました。
ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言いました。『あなたがたの油を、私たちに分けてください。私たちのランプの火がもう消えてしまいます。』
すると、賢い娘たちはこう答えました。『二人分の油はありません。それよりも、店へ行って、油を買って来た方がよいでしょう。』
彼女たちが。油を買いに行っている間に、花婿は来てしまいました。用意のできていた娘たちは、花婿と一緒に婚宴場に入り、戸がしめられてしまいました。
そのあとで、油を買いに行っていた娘たちもやって来て、私たちに分けてください。私たちのランプの火がもう消えてしまいます。』ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。戸を開けてください。』と言いました。
しかし、主人は答えて、『はっきり言っておきますが、私はあなたがたのことなど知りません。どうして初めから分かっていたのに、用意していなかったのですか。』と言いました。だから、目をさましていなさい。これと同じように、私がもう一度この世に来るのがいつであるかは、あなたがたには分からからです。」』となっています。
明日から解き明かしにはいりましょう。』》