◇◆◇日々のみ言葉
2022年1月7日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書26章26節~29節】
26:26 また、彼らが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これは私のからだです。」
26:27 また杯を取り、感謝をささげて後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。
26:28 これは、私の契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。
26:29 ただ、言っておきます。私の父の御国で、あなたがたと新しく飲むその日までは、私はもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
主イエスは、パンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。この時、主は弟子たちの分を裂いて、おそらくお皿の上に置き、彼らに回すよう渡されたと思われます。
「取って食べなさい。これは私のからだです。」
そして、次に杯を取り、それに葡萄酒を入れて、パンと同じように回されたと思われます。すなわち同じ杯から、彼らは飲んだことになります。
「みな、この杯から飲みなさい。これは、私の契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。」
ヨハネの福音書には、主イエスがパリサイ人や律法学者たちに「命のパン」と「まことの飲み物」について教えられたことが書かれています。もちろん弟子たちも聞いています。
『「私はいのちのパンです。あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死にました。しかし、これは天から下って来たパンで、それを食べると死ぬことがないのです。私は、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。また私が与えようとするパンは、世のいのちのための、私の肉です。」(ヨハネ6:48~6:51)』
『「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。私の肉を食べ、私の血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。私は終わりの日にその人をよみがえらせます。私の肉はまことの食物、私の血はまことの飲み物だからです。私の肉を食べ、私の血を飲む者は、私のうちにとどまり、私も彼のうちにとどまります。(ヨハネ6:53~6:56)』と。
この時、これまで主イエス様と共に、行動していた弟子たちの多くの者が去って行ったとあります。しかし、十二使徒と数人以上の弟子は残ったのです。この時、主のもとにとどまった彼らにも、主の教えの真の意味は分かりませんでした。
しかし、主は、「聖餐式」を制定され、その真理を彼らに教えられたのです。》