• 日々のみ言葉 2022年1月31日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年1月31日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書26章65節~68節】
    26:65 すると、大祭司は、自分の衣を引き裂いて言った。「神への冒涜だ。これでもまだ、証人が必要でしょうか。あなたがたは、今、神をけがす言葉を聞いたのです。
    26:66 どう考えますか。」彼らは答えて、「彼は死刑に当たる。」と言った。
    26:67 そうして、彼らはイエスの顔につばきをかけ、こぶしでなぐりつけ、また、他の者たちは、イエスを平手で打って、
    26:68 こう言った。「当ててみろ。キリスト。あなたを打ったのはだれか。」

    ◎ショートメッセージ
    《大祭司カヤパは、憤って主イエスに質問しました。
    「何も答えないのですか。この人たちが、あなたに不利な証言をしていますが、これはどうなのですか。私は、生ける神によって、あなたに命じます。あなたは神の子キリストなのか、どうか。その答えを言いなさい。」

    「あなたの言うとおりです。なお、あなたがたに言っておきますが、今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」

    「神への冒涜だ。これでもまだ、証人が必要でしょうか。あなたがたは、今、神をけがす言葉を聞いたのです。」

     主イエスが答えられた言葉は、「神への冒涜」ではありません。主イエスは真実を語られたのです。
     主イエスが言われた「人の子」と言う言葉は、ダニエル書に書かれた人物のことであり、メシアであると伝えられています。

     ダニエル書には、
    『私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。(ダニエル書7:13~7:14)』と書かれています。

     しかもユダヤ人であるならば、この預言が「メシア」を指し示すことを知っています。つまり、主イエスは、ご自身こそ「メシア」であると宣言されたのです。

     すると、そこに集まっていた群衆は、「彼は死刑に当たる。」と叫びました。なぜでしょうか。それは、主イエスがご自身のことを「神の子キリスト」としたからです。
     主は霊的メシアでした。しかし、最高議会が求めていたのは、絶大な力と権威を持った政治的メシア(指導者)なのです。彼らの考えているメシアとは、主イエスはあまりにも違っていたのです。
     大祭司カヤパは、年に一回至聖所に入り、一才の傷のない犠牲の小羊を捧げます。そして、今回、神の小羊、主イエスを十字架につけることになります。最後の小羊として。》

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