• 日々のみ言葉 2022年2月11日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年2月11日(金)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書27章12節~14節】
    27:12 しかし、祭司長、長老たちから訴えがなされたときは、何もお答えにならなかった。
    27:13 そのとき、ピラトはイエスに言った。「あんなにいろいろとあなたに不利な証言をしているのに、聞こえないのですか。」
    27:14 それでも、イエスは、どんな訴えに対しても一言もお答えにならなかった。それには総督も非常に驚いた。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。
     ルカの福音書には、この後、ポンテオ・ピラトがエルサレムの宮殿にヘロデ・アンテパスが、過越の祭りに来ていたことを思い出し、彼の所に主イエスを送る記事が書かれています。これは、ルカだけが書き記しています。

     ルカによれば、
    『するとピラトはイエスに、
    「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」と尋ねた。イエスは答えて、
    「そのとおりです。」と言われた。ピラトは祭司長たちや群衆に、
    「この人には何の罪も見つからない。」と言った。
     しかし彼らはあくまで言い張って、
    「この人は、ガリラヤからここまで、ユダヤ全土で教えながら、この民を扇動しているのです。」と言った。
     それを聞いたピラトは、この人はガリラヤ人かと尋ねて、ヘロデの支配下にあるとわかると、イエスをヘロデの所に送った。ヘロデもその頃エルサレムにいたからである。 ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行なう何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。
     祭司長たちと律法学者たちは立って、イエスを激しく訴えていた。ヘロデは、自分の兵士たちと一緒にイエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はでな衣を着せて、ピラトに送り返した。この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。(ルカ23:3~23:12)』と。

     主イエスは、ローマ総督ポンテオ・ピラトの裁判の次に、ガリラヤとペレヤの国主ヘロデ・アンテパスの裁判を受けます。しかし、ヘロデに送り返されて、ポンテオ・ピラトのもとに最終裁判を受けることになります。

     まさに、ユダヤ人の指導者たちが願った展開になって行くのです。しかし、それは旧約聖書に書かれた、悲しみのメシヤ預言が成就する為でもありました。
     なぜなら「十字架」だけが、人の罪を赦す唯一の「贖いの道」であったからです。》

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