• 日々のみ言葉 2022年2月18日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年2月18日(金)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書27章24節~25節】
    27:24 そこでピラトは、自分では手の下しようがなく、かえって暴動になりそうなのを見て、群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗って、言った。「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
    27:25 すると、民衆はみな答えて言った。「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。
     実は、主イエス様は、ポンテオ・ピラトによって十字架の刑が決定される時に、ピラトとユダヤ人の群衆との間に、このやり取りがなされることを、すでに予知しておられたのです。
     それゆえ、主イエス様は、エルサレム陥落の時のしるしを、弟子たち・クリスチャンに教えられたのです。

     ルカによりますと、
    『「しかし、エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、そのときには、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。
     そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。都の中にいる人々は、そこから立ちのきなさい。いなかにいる者たちは、都にはいってはいけません。
     これは、書かれているすべてのことが成就する報復の日だからです。その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。この地に大きな苦難が臨み、この民に御怒りが臨むからです。
    人々は、剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれ、異邦人の時の終わるまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされます。(ルカ21:20~21:24)』と。

    「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
    「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」

     主イエスは言われます。
    「これは、書かれているすべてのことが成就する報復の日だからです。その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。この地に大きな苦難が臨み、この民に御怒りが臨むからです。」と。

     この「報復の日」こそ、紀元70年のエルサレム陥落の時です。そして「報復」とは、神の御子である主イエス・キリストを否定し十字架につけて殺したことを指しています。 しかし、主イエスのこのお言葉を、エルサレム教会の最初の牧師ヤコブと、使徒ヨハネは覚えていたのです。彼らは、ローマ軍が一時撤退した時に、また熱心党の者たちがローマ軍を追跡して、エルサレムから出て行った僅かな時間に、エルサレムから脱出することに成功します。この時、誘導したのがヤコブとヨハネであることは言うまでもないことです。》

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