• 日々のみ言葉 2022年3月2日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年3月2日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書27章39節~43節】
    27:39 道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって、
    27:40 言った。「神殿を打ちこわして三日で建てる人よ。もし、神の子なら、自分を救ってみろ。十字架から降りて来い。」
    27:41 同じように、祭司長たちも律法学者、長老たちと一緒になって、イエスをあざけって言った。
    27:42 「彼は他人を救ったが、自分は救えない。イスラエルの王さまなら、今、十字架から降りてもらおうか。そうしたら、われわれは信じるから。
    27:43 彼は神により頼んでいる。もし神のお気に入りなら、いま救っていただくがいい。『私は神の子だ。』と言っているのだから。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。
    「神殿を打ちこわして三日で建てる人よ。」

     この言葉を主イエスが言われたのは、公生涯最初の頃のことです。
     ヨハネの福音書には、最初のしるしとして、ガリラヤのカナの婚礼において、水をぶどう酒に変えた奇跡が掲載されています。この時には、まだ十二使徒たちも、半数しか揃っていなかったと考えられます。
     すなわち、シモン・ペテロと弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとヨハネ、そしてピリポとバルトロマイ(ナタナエル)の6名です。なぜなら、水がめの数が六つ置いてあったからです。
     そして、その後、カペナウムのゼベダイの家に、母マリアと兄弟姉妹と弟子たちを連れて行きます。そして、それから公生涯最初の「過越の祭り」に、弟子たちを伴って巡礼されます。その時、この言葉を主イエスは言われます。

     ヨハネの福音書によりますと、
    『ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスはエルサレムに上られた。そして、宮の中に、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちがすわっているのをご覧になり、細なわでむちを作って、羊も牛もみな、宮から追い出し、両替人の金を散らし、その台を倒し、また、鳩を売る者に言われた。
    「それをここから持って行け。私の父の家を商売の家としてはならない。」弟子たちは、「あなたの家を思う熱心が私を食い尽くす。」と書いてあるのを思い起こした。
     そこで、ユダヤ人たちが答えて言った。
    「あなたがこのようなことをするからには、どんなしるしを私たちに見せてくれるのですか。」
     イエスは彼らに答えて言われた。
    「この神殿をこわしてみなさい。私は、三日でそれを建てよう。」
     そこで、ユダヤ人たちは言った。
    「この神殿は建てるのに46年かかりました。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」
     しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。(ヨハネ2:13~2:21)』と書かれています。
     この言葉が、議会において、偽の証人たちに用いられることになったのです。》

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