• 日々のみ言葉 2022年3月21日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年3月21日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書28章5節~7節】
    28:5 すると、御使いは女たちに言った。「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。
    28:6 ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。
    28:7 ですから急いで行って、お弟子たちにこのことを知らせなさい。イエスが死人の中からよみがえられたこと、そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれ、あなたがたは、そこで、お会いできるということです。では、これだけはお伝えしました。」

    ◎ショートメッセージ
    《さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方になりました。もっともユダヤ暦では、前日の午後6時から、新しい一日が始まりますので、週の初めの日、すなわち日曜日の朝に、マグダラのマリヤと、ほかのマリヤが墓を見にやって来たと言うのです。

     マルコの福音書における同一並行記事では、
    『さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。(マルコ16:1~16:2)』となっています。

     また、ルカの福音書における同一並行記事では、
    『週の初めの日の明け方早く、女たちは、準備しておいた香料を持って墓に着いた。見ると、石が墓からわきにころがしてあった。はいって見ると、主イエスのからだはなかった。この女たちは、マグダラのマリヤとヨハンナとヤコブの母マリヤとであった。彼女たちと一緒にいたほかの女たちも、このことを使徒たちに話した。(ルカ24:1~24:3 ・24:10)』となっています。

     ここから、「女たち」とは、マグダラのマリヤ、ヤコブの母マリア、サロメとスザンナであることが分かります。しかし、「彼女たちと一緒にいたほかの女たち」と書かれていますので、さらに複数の女たちがいたことが予想されます。

     彼女たちが途方に暮れていると、そこに御使いが現われます。彼女たちも、その存在が人間ではないこと、そして超自然的存在であることが一目瞭然に分かったのです。
     おそらく彼女たちは、震え上がり、地に伏せたかも知れません。

     御使いは言われます。
    「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。ですから急いで行って、お弟子たちにこのことを知らせなさい。イエスが死人の中からよみがえられたこと、そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれ、あなたがたは、そこで、お会いできるということです。では、これだけはお伝えしました。」と。
     彼女たちは、真に「喜びの訪れ」の伝言を託されたことになります。》

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