◇◆◇日々のみ言葉
2022年3月28日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書28章16節~17節】
28:16 しかし、十一人の弟子たちは、ガリラヤに行って、イエスの指示された山に登った。
28:17 そして、イエスにお会いしたとき、彼らは礼拝した。しかし、ある者は疑った。
◎ショートメッセージ
《ガリラヤとは、ガリラヤ湖畔にありますカペナウムのことです。ここには、ガリラヤ伝道の拠点となったシモン・ペテロの家があります。主イエスが「ガリラヤ」と言えば、ここを指していることになります。主イエスは、シモン・ペテロの家を、「自分の家」とも思われていたからです。
また、ここには、主イエスの実の叔母であり、ゼベダイの妻サロメとその子ヤコブとヨハネの家も有ります。
つまり、何を教えているのかと言いますと、「最初に戻りなさい」と言うことです。日本のことわざで言うならば、「初心に帰れ」です。
マタイの福音書によれば、
『イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、ふたりの兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレをご覧になった。彼らは湖で網を打っていた。漁師だったからである。イエスは彼らに言われた。
「私について来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」
彼らはすぐに網を捨てて従った。
そこからなお行かれると、イエスは、別のふたりの兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイと一緒に舟の中で網を繕っているのをご覧になり、ふたりをお呼びになった。彼らはすぐに舟も父も残してイエスに従った。(マタイ4:18~4:22)』と書かれています。
十一人の弟子たちは、主イエスの指示された山に登りました。この時、復活された主イエスが弟子たちにお会いするのは、四度目となります。シモン・ペテロは五度目です。
またトマスは三度目となります。
「そして、イエスにお会いしたとき、彼らは礼拝した。しかし、ある者は疑った。」と書かれています。
この箇所から、「疑った者はトマスであった」と言う解釈が、多く行なわれて来ました。しかしトマスではありません。彼はすでに、「我が神、我が主」と信じています。
つまり十一使徒のほかにも、数名以上の弟子たちが同行していたと言うことです。その中には、マッテヤとバルサバもいたはずです。この数名の弟子たちの中に有る者が疑っと言うことではないでしょうか。
何度も言いますが、トマスではありません。彼は、もう100%、復活された主イエスを信じています。》