• 日々のみ言葉 2022年5月25日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年5月25日(水)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙2章14節~15節】
    2:14 律法を持たない異邦人が、生まれつきのままで律法の命じる行ないをする場合は、律法を持たなくても、自分自身が自分に対する律法なのです。
    2:15 彼らはこのようにして、律法の命じる行ないが彼らの心に書かれていることを示しています。彼らの良心も一緒になってあかしし、また、彼らの思いは互いに責め合ったり、また、弁明し合ったりしています。

    ◎ショートメッセージ
    《これはどのような意味なのでしょうか。
     実際に、ユダヤ人には「神の言葉」である聖書が委ねられています。その事については、使徒パウロも証しています。
    『では、ユダヤ人のすぐれたところは、いったい何ですか。割礼にどんな益があるのですか。それは、あらゆる点から見て、大いにあります。第一に、彼らは神のいろいろなお言葉をゆだねられています。(ローマ3:1~3:2)』と。

     律法は確かに、選民ユダヤ人に向けて語られ、与えられましたが、実は全人類に向けて語られ、与えられたものなのです。よって、
    「律法を持たない異邦人が、生まれつきのままで律法の命じる行ないをする場合は、律法を持たなくても、自分自身が自分に対する律法なのです。彼らはこのようにして、律法の命じる行ないが彼らの心に書かれていることを示しています」と言うことは、私たち一人一人には、律法である良心が与えられていて、その良心が、その人の律法になることを教えています。
     しかし、悪い思いに、すなわち罪に従って行動するならば、やがて良心は麻痺し、滅びの道へと歩いて行くことになります。
     よって、最後の白い御座の裁きにおいて、「律法を聞いていませんでした。知りませんでした」は、通用しないことを意味しています。

    「彼らの良心も一緒になってあかしし、また、彼らの思いは互いに責め合ったり、また、弁明し合ったりしています」とは、良心と誘惑に陥る心との間に、激しい葛藤があることを教えています。》

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