◇◆◇日々のみ言葉
2022年5月28日(土)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙2章17節~24節】
2:17 もし、あなたが自分をユダヤ人ととなえ、律法を持つことに安んじ、神を誇り、
2:18 み心を知り、なすべきことが何であるかを律法に教えられてわきまえ、
2:19 また、知識と真理の具体的な形として律法を持っているため、盲人の案内人、やみの中にいる者の光、愚かな者の導き手、幼子の教師だと自任しているのなら、
2:20 前節に合節
2:21 どうして、人を教えながら、自分自身を教えないのですか。盗むなと説きながら、自分は盗むのですか。
2:22 姦淫するなと言いながら、自分は姦淫するのですか。偶像を忌みきらいながら、自分は神殿の物をかすめるのですか。
2:23 律法を誇りとしているあなたが、どうして律法に違反して、神を侮るのですか。
2:24 これは、「神の名は、あなたがたのゆえに、異邦人の中でけがされている。」と書いてあるとおりです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からです。パウロは、こう教えています。
「どうして、人を教えながら、自分自身を教えないのですか。盗むなと説きながら、自分は盗むのですか。姦淫するなと言いながら、自分は姦淫するのですか。偶像を忌みきらいながら、自分は神殿の物をかすめるのですか。」
この言葉は、ローマの主にある兄弟姉妹に向けて書かれていますが、もちろんその念頭には、ユダヤ人たちにも向けて、そして究極的には、私たち一人一人に向けて語られているとも言えるかと思われます。
「人を教えながら、自分自身を教えないのですか」
パリサイ人や律法学者たちの教えは素晴らしいものでした。主イエス様は、そのことを弟子たちに証しています。しかし、彼らは口先だけで、実際に実行しようとはしなかったのです。そのことについて、主は、彼らのことを「偽善者」と、叱りつけたのです。
み言葉に聞くことは、大切ですが、み言葉に従うことは、もっと大切なのです。
「姦淫するなと言いながら、自分は姦淫するのですか」
この言葉はおもに男性に向けてであるかと思われます。主イエス様は、心の中で姦淫したことでさえ、罪であると指摘されました。明日も同じ箇所からです。》