◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月3日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙7章12節~14節】
7:12 ですから、律法は聖なるものであり、戒めも聖であり、正しく、また良いものなのです。
7:13 では、この良いものが、私に死をもたらしたのでしょうか。絶対にそんなことはありません。それはむしろ、罪なのです。罪は、この良いもので私に死をもたらすことによって、罪として明らかにされ、戒めによって、極度に罪深いものとなりました。
7:14 私たちは、律法が霊的なものであることを知っています。しかし、私は罪ある人間であり、売られて罪の下にある者です。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:12 こういうことになれば、律法は決して悪いものではなく、むしろ聖いものであり、正しく、また善いものであると言わなければならない。
7:13 それでは、善いものが、私にとってどうして死をもたらすようになったのか。それは、罪がその本来の性質をはっきりと現わすために、善いもの、つまり律法によって私を死に至らせたわけである。戒めによって、罪が善くないものであることをはっきりとさせるためである。
7:14 私たちは、律法が霊的なものであることを知ってる。しかし、私は、生まれながらの罪深い性質を持っており、罪の下に奴隷として売られている者である。』
この箇所も、非常に分かりにくく、また難しい箇所であると言えるでしょう。パウロは、律法自体は、聖いものであり、また善いものであると言っています。もちろん、律法は、神様がモーセを通して、ユダヤ人に、与えられたものです。それゆえ、罪が何であるのか、神様が示され、選民として守るように定められました。
このように、律法は選民ユダヤ人たちが守るべく与えられたものです。しかし、私たち異邦人に取って、無関係のものではなく、実は私たちにも与えられたものなのです。
それは、「罪とは何か」と言うことをはっきりと表わすためです。そして罪の結果が死であることを、明らかにするためです。
パウロは、「私は、生まれながらの罪深い性質を持っており、罪の下に奴隷として売られている者である」と証ししています。しかし、この言葉はすべての人に当てはまるのです。だからこそ、奴隷から解放して下さるメシアが必要なのです。救い主が必要なのです。
主イエス様は、すべての人の主です。そこから逃れる人は誰一人いません。私やあなたも、主イエス様によって、創造主によって造られたからです。》