◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月21日(日)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章26節~27節】
8:26 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けて下さいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなして下さいます。
8:27 人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみ心に従って、聖徒のためにとりなしをして下さるからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『8:26 御霊もまた私たちの弱さを助けて下さる。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのに、御霊ご自身が、言いようもない深い御思いによって、私たちのためにとりなして下さる。
8:27 人の心の中をも探り知られる父である神は、御霊の御思いが何であるかを知っておられる。というのは、御霊は父である神の御心に従って、クリスチャンのためにとりなして下さるからである。』
主イエス様は、弟子たちにこのように約束されました。
『私は父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、共におられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたと共に住み、あなたがたのうちにおられるからです。(ヨハネ14:16~14:17)』
使徒パウロは、ここではっきりと、「御霊」が、すなわち「聖霊様」が、私たちを助けて下さる「助け主」であることを証ししています。この箇所から、パウロ自身、何時、いかなる時であっても、聖霊様と親しい交わりをしていたことが、くみ取れるのです。
それだけではありません。御霊なるお方は、私たち一人一人の為に、取りなしの祈りをして下さると言うのです。新改訳では、「言いようもない深いうめきによって」と訳されていますが、現代訳では、「言いようもない深い御思いによって」と訳されています。
「うめき」とは、「うめくこと、うなること、またその声」と広辞苑は定義しています。
この箇所においては、新改訳の訳の方が、的を得ているかと思われます。
なぜなら、聖霊様は、私たち一人一人に、直接語られるからです。もちろん、み言葉である「聖書」を通して語られます。しかし、私たちの霊に語りかけて下さることも事実なのです。明日も同じ箇所からとなります。》