◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月24日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章28節】
8:28 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益として下さることを、私たちは知っています。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からです。再度、現代訳を掲載します。
『8:28 また、私たちが知っているように、神を愛する人々、つまり、神のご計画に従って救われた人々には、神がすべてのことを共に働かせて、益として下さるのである。』
昨日は「神のご計画に従って救われた人々」について考えて見ました。今日は、この聖句に込められた真意について、思い巡らして見たいと思います。
ここで、パウロは「神がすべてのことを働かせて益として下さること(新改訳)」、「神がすべてのことを共に働かせて、益として下さる(現代訳)」ことを教えています。
「すべてのこと」なのです。これを文字通りに取って、良いのでしょうか。
私たちに取って、自分に益となることは、当然、当たり前のごとく益となってくれます。もちろん、中には、益になると思っていたものが、予想が外れて、無益なものになってしまったことも、結構有ったりはします。
しかし、そうではなく、パウロは明らかに「益」とはならないこと、すなわち「害」にしかならないようなことを挙げて、言っているのです。
私たちが信じている神様は、一見、益にはならないこと、もしくは害にしかならないことをも用いられて、すべてのことを共に働かせて、益として下さるお方であることを、パウロは、ここで証ししています。
これは、単なる考え方の転換、あるいは物事の捉え方の問題ではなく、実際に、その人に取って、益となるように、神様が奇跡を用いて、変えて下さることを指しているのです。
私たちは、み言葉、すなわち聖書によって、養われている者であり、み言葉に従って生きている者です。しかも、神の言葉である聖書は、一言一句間違いなく信じるに値するのです。
よって、この聖句の言葉は、100%信じることが出来る言葉です。最後には、必ず大どんでん返しが待っていて、すべてが変えられ益となることを、私たちは信じ、待ち続けるべきなのです。》