◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月28日(日)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章31節】
8:31 では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『8:31 すると、どういうことになるだろうか。神が私たちの味方である以上、私たちに敵対できる者などあるはずがない。』
ヨブ記には、興味深い記事が書かれています。ヨブは、アブラハムと同じ頃の族長の一人であったと言われています。
『ある日、神の子らが主の前に来て立ったとき、サタンも来てその中にいた。主はサタンに仰せられた。
「おまえはどこから来たのか。」
サタンは主に答えて言った。
「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」
主はサタンに仰せられた。
「おまえは私のしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。」
サタンは主に答えて言った。
「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地に増え広がっています。しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打って下さい。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」
主はサタンに仰せられた。
「では、彼のすべての持ち物をおまえの手に任せよう。ただ彼の身に手を伸ばしてはならない。」そこで、サタンは主の前から出て行った。(ヨブ1:6~1:12新改訳)』
新改訳のヨブ記では、「サタン」と訳されていますが、新約聖書のマタイの福音書では、「サタンの試み」ではなく、「悪魔の試み」となっており、新改訳聖書で統一される必要があると言えます。
さて、ここで、サタン(悪魔)は、このように父なる神様に言っています。
「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。」
これこそが、主イエスに従う私たちに当てはまる真理なのです。実際問題として、私たちに敵対するのは、悪魔と悪霊どもです。しかも彼らは、自分たちの支配下にある人間を用いて、私たちに敵対して来ます。もし、そのような事が起こりましたら、今日のみ言葉に、しっかりと留まるべきです。》