◇◆◇日々のみ言葉
2022年9月7日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙9章9節~13節】
9:9 約束のみ言葉はこうです。「私は来年の今ごろ来ます。そして、サラは男の子を産みます。」
9:10 このことだけでなく、私たちの先祖イサクひとりによってみごもったリベカのこともあります。
9:11 その子どもたちは、まだ生まれてもおらず、善も悪も行なわないうちに、神の選びの計画の確かさが、行ないにはよらず、召して下さる方によるようにと、
9:12 「兄は弟に仕える。」と彼女に告げられたのです。
9:13 「私はヤコブを愛し、エサウを憎んだ。」と書いてあるとおりです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:9 神の約束の言葉というのは、こうであった。「来年の今ごろ、私はまた来る。その時、サラに男の子が与えられる。」
9:10 それだけでなく、リベカがその夫イサクによってみごもった時もそうであった。
9:11 その子どもたちがまだ生まれていない時、つまり、善も悪もわきまえない時に、神の選びのご計画がすでにあって、
9:12 人の行ないによらず、お召しになる神によってすべての事が行なわれることがはっきりしていた。だから、神は子どもたちがまだ生まれない時に、「兄は弟に仕えるようになる」とリベカに言われたのである。
9:13「私はエサウではなく、ヤコブを祝福する」と言われた言葉もそうであった。』
ここで、なぜパウロは、アブラハムの息子イサクのことを、そしてイサクの妻リベカが生むことになる双子のエソウとヤコブのことを、例として挙げたのでしょうか。もちろん、ユダヤ人ならば、誰もが知っている話なのです。
アブラハムの子どもはイサク一人ではありません。エジプトの女奴隷ハガルが生んだイシュマエル、また後添えのケトラが生んだジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデヤン、イシュバク、シュアハと何人もいます。この中で約束の子となったのは、イサクただ一人です。
そしてイサクから、リベカによってエソウとヤコブが与えられました。ここでも、選ばれたのは、エソウ(エドム)ではなく、ヤコブ(イスラエル)であったのです。ここには、神様の選びの計画の事実と真実が、隠されていると言えないでしょうか。
「私はヤコブを愛し、エサウを憎んだ。」
「私はエサウではなく、ヤコブを祝福する」
このことは、私たち一人一人の救いと選びの中にも、反映している気がしてならないのです。
『あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。(伝道者12:1)』
この言葉は真理です。》