◇◆◇日々のみ言葉
2022年9月14日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙9章27節~29節】
9:27 また、イスラエルについては、イザヤがこう叫んでいます。「たといイスラエルの子どもたちの数は、海べの砂のようであっても、救われるのは、残された者である。
9:28 主は、み言葉を完全に、しかも敏速に、地上に成し遂げられる。」
9:29 また、イザヤがこう預言したとおりです。「もし万軍の主が、私たちに子孫を残されなかったら、私たちはソドムのようになり、ゴモラと同じものとされたであろう。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:27 また、イスラエルの民については、旧約の預言者イザヤはこう叫んでいる。
「たといイスラエルの人々の数が、海の砂のように多くなっても、救われる者は、ほんのわずかしかない。
9:28 主は、み言葉を完全に、しかも速やかに、地上に成し遂げられるからだ。」
9:29 また、イザヤはこうも預言している。
「もし全能の主であるお方が、私たちにあわれみをかけて下さらなかったら、私たちはソドムやゴモラの人々のように、滅ぼし尽くされてしまったろう。」』
今日の「日々のみ言葉」の聖書箇所は、まさに現代訳が、その真意を伝えているかと思われます。
この預言とおりに、ユダヤ人の人々の中で、救われる者は、二千年ほどの間に、ほんのわずかしかいませんでした。しかし、主イエス様の恵みは、この現在において、ご自身が選ばれたユダヤ人の一人一人に、パウロと同じように、直接関わって、ご自身こそが、約束されたメシアであることを明らかにされたのです。
彼らは、自分たちのことを、「メシアニック・ジュー」と呼んでいます。その意味は、イエシュアをメシアとして信じるユダヤ人と言うことです。彼らは、絶対に「クリスチャン」ではないと主張します。
つまり彼らは、ユダヤ人の生き方、すなわち慣習を重んじると共に、ナザレのイエスをメシアとして信じているだけだ、と言うのです。
これこそが、万軍の主が、ユダヤ人にかけられた哀れみなのです。預言者イザヤは、そのことを、約二千八百年ほど前に預言していたとは、本当に驚きです。》