◇◆◇日々のみ言葉
2022年9月20日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙10章5節~7節】
10:5 モーセは、律法による義を行なう人は、その義によって生きる、と書いています。
10:6 しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、だれが天に上るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを引き降ろすことです。
10:7 また、「だれが地の奥底に下るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『10:5 モーセは、「律法というものは、それを完全に守ることができるなら、救われる」と記しています。
10:6 しかし、律法を完全に守れる人はいない。だから、キリストを見つけようとして、自分の力で天に上る必要もないし、
10:7 キリストを見つけようとして、自分の力で死人の中を歩き回る必要もない。』
今日の聖書箇所は、非常に難解な箇所でもあります。新改訳と現代訳を掲載しましたが、これでも意味は分からないと言えます。
よって、ここでは「リビングバイブル」を掲載したいと思います。
『10:5モーセは、「もし人が、非の打ちどころなく善良であり、一生涯、誘惑にも負けず、ただの一度も罪を犯さずにいられるなら、その時初めて救われる」と書いています。
10:6 しかし、信仰を通して与えられる救いは、こう教えてくれます。「あなたは、キリスト様を見つけようと天を捜し回る必要も、助けていただこうと引き降ろす必要もない。」
10:7 また、「キリスト様をもう一度復活させようと、死人の中を歩き回る必要もない。」』
おそらく、パウロは、たとえを用いて、私たち人間が、律法を完全に守り抜いて救われることは絶対に有り得ない、と言うことを伝えているのではないでしょうか。
実際問題として、自分の力で天に上ることも、死人の中に行くことも出来ないからです。
要するに、主イエス・キリストを信じる信仰によって、救われるのです。それ以外に、救いは存在しない、と言う意味であると思われます。》