◇◆◇日々のみ言葉
2022年10月17日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙10章16節~17節】
10:16 しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。「主よ。だれが私たちの知らせを信じましたか。」とイザヤは言っています。
10:17 そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみ言葉によるのです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『10:16 しかし、すべての人がこの福音を受け入れたわけではない。イザヤはまた、こうも言っている。「主よ。私たちが宣べ伝えた時、だれがそれを信じましたか。」
10:17 信仰は、実に聞くことから始まり、それは、キリストについての福音を聞くことにほかならない。』
ここでパウロが引用していますのは、イザヤ53章の「悲しみのメシア預言」からです。
原文は、
『私たちの聞いたことを、だれが信じたか。主の御腕は、だれに現われたのか。彼は主の前に若枝のように芽生え、砂漠の地から出る根のように育った。彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。(イザヤ53:1~53:3)』と。
この預言が成就し、ユダヤ人は主イエスを十字架に掛けたのです。しかし、この十字架があったからこそ、私たちの罪が赦される「救いの道」が示されたのです。
パウロは言います。
「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみ言葉によるのです。(新改訳)」
「信仰は、実に聞くことから始まり、それは、キリストについての福音を聞くことにほかならない。(現代訳)」と。
このお方だけが、唯一の救い主です。このお方の御名以外に、人類が救われるべき名は、何一つ与えられてはいません。
私たちは、この世界が偶然に出来たことではなく、創造主なる神様によって、創造されたことを知っています。そして、その神様が人となって、この地上に来て下さったのが、イエス・キリストなのです。このお方を信じる者は、神の子どもとされるのです。》