◇◆◇日々のみ言葉
2022年11月4日(金)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙11章35節~36節】
11:35 また、だれが、まず主に与えて報いを受けるのですか。
11:36 というのは、すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『11:35 また、だれが、まず主に差し上げて、そのお返しをいただくことができるか。
11:36というのは、すべてのものは神から出ており、神によって保たれ、神に帰するからである。栄光がとこしえに神にあるように。アーメン。』
今までに現われた多くの哲学者が、常に抱えて来た命題は、「世界はなぜ存在し、また、なぜ自分が存在しているのか」と言う、「存在」に対する疑問でした。
そして、「世界が何時生まれ、またこれからどうなるのか」についても、答えを求めようとして来たのです。
その答えは、すでに聖書に解き明かされています。それが、パウロの言葉であり、本日の聖書箇所なのです。
また、コロサイ書には、その答えが、もっと詳細に、かつ鮮明に書き記されています。
『御子は、見えない神の形であり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は御子によって造られ、御子の為に造られたのです。御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。(コロサイ1:15~1:17新改訳)』と。
この、新改訳の「すべてのものより先に生まれた方」と言うのは、明らかに誤訳です。主イエスは、非創造物ではありません。創造主なるお方なのです。よって、「すべてのものより先に存在しておられたお方」が、正しい訳となります。
私たちは、このお方によって存在し、このお方を喜び、そして喜んでいただく為に、この世界に存在しているのです。》