◇◆◇日々のみ言葉
2022年11月17日(木)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙12章8節】
12:8 勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行なう人は喜んでそれをしなさい。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『12:8 慰める者であれば慰め励まし、ささげ与える者であれば惜しみなくささげ、指導する者であれば熱心に指導し、慈善を行なう者は喜んで慈善をしなさい。』
今日は、「分け与える」こと、あるいは「ささげ与える」ことについて考えて見たいと思います。
新改訳では「分け与える」となっており、現代訳では「ささげ与える」となっています。同じような意味に取れないわけではありませんが、対象が違う様な気がします。
貧しい人や困っている人に分け与える人は、惜しまずに分け与えなさいと言う意味に取れます。しかし、ささげ与えるとなりますと、神様に対して惜しみなくささげなさい、と言う意味に取れないでしょうか。
実際に、「分け与える」賜物は存在します。しかも、分け与えることが出来る人には、さらに神様が、多くの祝福を与えて下さって、その人が与えた以上に返って来ます。いや、むしろ神様が返して下さるのです。
この賜物は、誰にでも与えられているものではなく、やはり神様が選ばれておられると言えるでしょう。
主イエス様は、弟子たちに言われました。
『「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」(ルカ6:38)』と。
「与える」ことが出来る人は、本当に素晴らしい人です。もちろん、その人の力の及ぶ範囲の中で、行なわれるべきであることは、言うまでもないことです。》