◇◆◇日々のみ言葉
2022年11月18日(金)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙12章8節】
12:8 勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行なう人は喜んでそれをしなさい。
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。再三ですが、現代訳を掲載します。
『12:8 慰める者であれば慰め励まし、ささげ与える者であれば惜しみなくささげ、指導する者であれば熱心に指導し、慈善を行なう者は喜んで慈善をしなさい。』
今日は、「指導する」ことについて考えて見たいと思います。誰もが指導者となるわけではありません。教会を指導する者は、神様がその召命を与えられます。
パウロは、このように勧めています。
『「人がもし監督の職につきたいと思うなら、それはすばらしい仕事を求めることである。」という言葉は真実です。
ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところがなく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教える能力があり、酒飲みでなく、暴力をふるわず、温和で、争わず、金銭に無欲で、自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。(第Ⅰテモテ3:1~3:4)』と。
そして、パウロは、さらに「熱心」に指導することを勧めています。指導する者は、指導を受ける者たちに対して責任があるのです。
「熱心」とは、『一つの物事に深く打ち込むこと。情熱をもって一心に物事をすること。また、そのさま。』と広辞苑は定義しています。
まさしく、「熱い心」を持って、主の御心と御旨に沿って指導するのです。もちろん自分自身に対しても、教えなければなりません。》