◇◆◇日々のみ言葉
2022年11月16日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙12章8節】
12:8 勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行なう人は喜んでそれをしなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:8 慰める者であれば慰め励まし、ささげ与える者であれば惜しみなくささげ、指導する者であれば熱心に指導し、慈善を行なう者は喜んで慈善をしなさい。』
新改訳では、「勧めをする人であれば勧め」と訳されていますが、現代訳では、「慰める者であれば慰め」となっています。
これは、「勧め」と言う言葉が、前回の「教え」と同じ意味に捕らえられ可能性があるからです。ギリシャ語は、一つの意味ではなく複数の意味を併せ持つ事が多いのです。
よって現代訳では、「慰め」と訳しています。
パウロは、クリスチャンにこのように勧めています。
『喜ぶ者と一緒に喜び、泣く者と一緒に泣きなさい。(ローマ12:15)』
私たちの中に住んでおられる聖霊様は、慰め主であると言われています。そのことについて、パウロはこのように教えています。
『神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めて下さいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。(第Ⅱコリント1:4)』と。
さらに現代訳では、「励まし」と言う言葉が続いて訳されています。私たちの語るみ言葉が、聖書の言葉が、その人を励ますことが出来ると信じます。実際に、どんな人からの励ましの言葉よりも、聖霊様が聖書を通して語られる励ましの言葉は、私たちに立ち上がる勇気と力を与えて下さいます。私がそうでした。
そして、私たちは互いに慰め、また、励まし合うことが出来る者なのです。》