• 2022年12月18日 礼拝メッセージの概要

    ◎本日の聖書箇所【使徒の働き1章26節~45節】(新約聖書p.107下段右側)
    1:26 さて、その六か月目に、御使いガブリエルが神から遣わされて、ガリラヤのナザレという町の一人の処女のところに来た。
    1:27 この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリアといった。
    1:28 御使いは入って来ると、マリアに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」
    1:29 しかし、マリアはこのことばにひどく戸惑って、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
    1:30 すると、御使いは彼女に言った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。
    1:31 見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。
    1:32 その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また神である主は、彼にその父ダビデの王位をお与えになります。
    1:33 彼はとこしえにヤコブの家を治め、その支配に終わりはありません。」
    1:34 マリアは御使いに言った。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」
    1:35 御使いは彼女に答えた。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。
    1:36 見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。
    1:37 神にとって不可能なことは何もありません。」
    1:38 マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのお言葉どおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。
    1:39 それから、マリアは立って、山地にあるユダの町に急いで行った。
    1:40 そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
    1:41 エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で躍り、エリサベツは聖霊に満たされた。
    1:42 そして大声で叫んだ。「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
    1:43 私の主の母が私のところに来られるとは、どうしたことでしょう。
    1:44 あなたのあいさつの声が私の耳に入った、ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。
    1:45 主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」

    ◎メッセージ【受胎告知】
    《さて、今日は「受胎告知」の場面について、共に考えて見ることにしましょう。
    「その六ヶ月目に」とは、天使ガブリエルが、エルサレムの祭司ザカリヤに、年老いた妻エリサベツが懐妊し、男の子を生み、その名前が「ヨハネ」となることを、幻と共に告げ知らせてから、六ヶ月目と言うことです。この時、ナザレに住むマリアの両親(伝承では、父はヨハキム、母はアンナ)には、そのことが伝えられていなかったと考えられます。なぜなら娘であるマリアがそのことを知らなかったからです。
     御使いは、どのようにしてマリアの所に入って来たのかについては、詳しくは書かれてはいません。しかし、超自然的存在として姿を現わしたことは間違いありません。 ルカは書き記してはいませんが、マリアにもガブリエルは、名乗り出たはずです。なぜなら、そのことが、マリアが信じる為の指針になったからです。さて、ガブリエルとは、「神の人」あるいは「神は御自身を強いものとして示された」という意味です。
    「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられます。恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また神である主は、彼にその父ダビデの王位をお与えになります。彼はとこしえにヤコブの家を治め、その支配に終わりはありません。」
    「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」
    「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。神にとって不可能なことは何もありません。」
    「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのお言葉どおり、この身になりますように。」
     ここに、マリアの神様に対する篤い信頼を垣間見ることが出来ます。当時、婚約者がいる者が、その婚約者によるのではなく、他の男の子供を宿したとしたら、「石打の刑」とされたのです。マリアも十分そのことを知っています。
     マリアはすぐに立って、エルサレムの近くにあるユダの町に急いで行きました。そして祭司ザカリヤの家に行き、エリサベツにあいさつします。
     すると、ここにおいても、確固たるマリアへのしるしが、エリサベツを通して現われます。
    「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。私の主の母が私のところに来られるとは、どうしたことでしょう。あなたのあいさつの声が私の耳に入った、ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」と。
     このエリサベツの讃歌に対するマリアの応答が、「マグフィニカト」と呼ばれるものです。この後、マリアはエリサベツの家に三ヶ月は滞在します。そして、これも推測なのですが、エリサベツのお産の一部始終を見て、マリアは母として、息子イエスを産む決意をしたと思われます。この母マリアの強い信仰があったからこそ、主イエスはお生まれになられたのです。カトリック教会は、このことから、マリアを崇敬しているのです。》

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