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日々のみ言葉 2022年12月28日(水)
◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月28日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙14章14節～15節】
14:14 主イエスにあって、私が知り、また確信していることは、それ自体で汚れているものは何一つないということです。ただ、これは汚れていると認める人にとっては、それは汚れたものなのです。
14:15 もし、食べ物のことで、あなたの兄弟が心を痛めているのなら、あなたはもはや愛によって行動しているのではありません。キリストが代わりに死んでくださったほどの人を、あなたの食べ物のことで、滅ぼさないでください。◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『14:14 私が主イエスにあって確信していることは、それ自体汚れているものは何一つなく、これは汚れていると思っている人にだけ、汚れているということである。
14:15 というのは、食べ物のことで、他の人を悲しませているのだとしたら、あなたはもはや愛によって生活しているのではないと言ってもよい。キリストが身代わりになって死んでくださった人を、食べ物のことで滅びへ追いやってはならない。』この言葉は、まさに異邦人の使徒であるパウロだから言えることだと思われます。この手紙は、ローマに在住しているクリスチャンに向けて語り、また教えているのです。
この時のローマ教会のメンバーは、ディアスポラと呼ばれているユダヤ人と、ローマ人やギリシャ人たちであったと考えられます。
ディアスポラのユダヤ人と、正統的ユダヤ人では、律法を遵守することによって多少の違いがあったとも考えられます。
そして、おそらく、ここでパウロが問題としているのは、紛れもなく｢豚肉｣のことだと思われます。今現在でも、正統的なユダヤ人たちは、決して豚肉を食べません。それだけではなく、血を絞り出した肉を食べます。おそらく、ローマの教会の中にも、ユダヤ的思考を持ったクリスチャンが存在したことは十分に予想できることです。
主イエス様は、律法を廃棄されました。よって、食べ物に対する規定は無効になったのです。それにも関わらず、まだ食べ物について、律法を持ち出して、裁こうするクリスチャンがいたことは間違いありません。それに対して、このようにパウロは勧めているのです。》
