◇◆◇日々のみ言葉
2023年1月23日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章28節~29節】
15:28 それで、私はこのことを済ませ、彼らにこの実を確かに渡してから、あなたがたの所を通ってイスパニヤに行くことにします。
15:29 あなたがたの所に行くときは、キリストの満ちあふれる祝福をもって行くことと信じています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:28 それで、私はこのことを済ませ、彼らに献金を手渡してから、あなたがたの所を通って、イスパニヤに行こうと思う。
15:29 あなたがたの所に行く時には、キリストの満ち満ちた祝福を持って行けると信じている。』
パウロは、この「ローマ人への手紙」を書き記したのは、紀元56年から57年頃で、コリントに1年半以上、腰を据えて伝道した時と思われます。
使徒の働きには、エペソにおいて、パウロが次のように語ったことを、ルカは書き記しています。
『これらのことが一段落すると、パウロは御霊の示しにより、マケドニヤとアカヤを通ったあとでエルサレムに行くことにした。そして、「私はそこに行ってから、ローマも見なければならない。」と言った。(使徒の働き19:21)』と。
それから、異邦人の教会の長老たちと同行し、エルサレムに上ります。その時に、マケドニヤ州およびアカヤ州にある教会の献金を、エルサレム教会の最初の牧師である「主の弟ヤコブ」に手渡すのです。
その後、ナジル人の誓いを終え、ローマへと向かい、それからイスパニヤ(スペインとポルトガル)に行くことを、パウロは計画していました。しかし、パウロは、神殿において捕らえられてしまいます。
そして、カイザリアに送られ、そこで2年間過ごすことになります。人の計画と、神様の計画とは異なるのです。
もし、パウロがアポロの預言に従って、エルサレムに上ることを延期したとしたら、神様の計画は、もっと違った展開になったことでしょう。》