◇◆◇日々のみ言葉
2023年2月23日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章9節】
1:9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を再度掲載します。
『1:9 そのころ、イエスは、ガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けられた。』
今日は、なぜ主イエスは、ヨハネからバプテスマを授かったのでしょうか。そのことについて、マタイはこのように、福音書に書き記しています。
『さて、イエスは、ヨハネからバプテスマを受けるために、ガリラヤからヨルダンにお着きになり、ヨハネの所に来られた。しかし、ヨハネはイエスにそうさせまいとして、言った。
「私こそ、あなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたが、私の所においでになるのですか。」
ところが、イエスは答えて言われた。
「今はそうさせてもらいたい。このようにして、すべての正しいことを実行するのは、私たちにふさわしいのです。」そこで、ヨハネは承知した。(マタイ3:13~3:15)』と。
主イエスはヨハネに、「すべての正しいことを実行するのは、私たちにふさわしい」と言われました。この言葉の注目すべき点は、主イエスが「私たち」と言われたことです。
ヨハネが授けていたのは、「悔い改めのバプテスマ」です。罪を何一つ犯されなかった主イエスには、「悔い改め」の必要は何もありません。しかし、私たちの代わりとして、「悔い改めのバプテスマ」を受けられたのです。
また、母親のエリサベツと主の母マリアが従姉妹であって、幼い頃から顔見知りであったことも十分考えられることです。
ただしヨハネは、父ザカリヤと母エリサベツが召された後に、荒野に有ります「エッセネ派」の修道院に預けられたと伝えられています。その間には、主イエスとヨハネの交流が途絶えたことは、十分考えられることです。》